とそう三分節会の主旨

修験道の実践としてある「抖擻(とそう)」は、山中を一心に歩くことによって雑念や煩悩を振り払うという意味があります。さらに道教(タオ) を組み込んだ修験道において、この「とそう」が思考・感情・身体の三分節(三宝)の連動を整える、より良い実践法になっていると考えることもできます。「とそう三分節会」は、霊場の場力を借りつつ、活かしつつ、とそうによって三分節を同時に使っていく練習を行う会です。

また、とそうによって足を出していくという行為は、足裏で異なる世界(異なる宇宙)へと触れていく行為そのものです。足裏は、Body Astrology的には魚座領域であり、それは「未知の世界」へと踏み込む人体領域でもあります。新たに異なる世界や、異なる宇宙へと接触し浸透していくことも表しています。足裏(魚座領域)を使って、思考・感情・身体の三分節ごと未知領域へと踏み込んでいくための訓練にもなります。皆で一緒にやりましょう。あくまで楽しむことを忘れずに。自己と向き合い、歩むための実践会です。

ただ型にハマらず、ネオ伝統的な自己修養として、ただのハイキング感覚ではない山や自然界との関わり方を感じながら、自分自身を感じ直すのもよいでしょう。山と向き合う概念とその知覚認識を変えることで、個人が受け取れるもの、気づくことはたくさんあります。自然界や自己内部とのいろんな情報交流によって、三分節の歪みなどにも気づくことができるでしょう。この実践を通して三分節の統合化を高め、個々の人生創造に役立てていきましょう。

冥王星山羊座時代ラスト(2024年11月20日より冥王星水瓶座時代の本格スタート)に、なんかよくわからないけど雑念や煩悩を振り払っておきたい…なんて思った方は、どうぞご一緒に。

釈迦ヶ岳DATA

大峰山脈の名峰 釈迦ヶ岳1,799mは、大峯奥駆道のほぼ中央に位置するピラミッド型の鋭鋒。大峰山系随一の360度の眺望で山々が見渡せる。山頂には釈迦如来像が立つ。また山頂は大峯奥駆道が通るルートとなっており、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素となっている。釈迦ヶ岳は釈迦入滅の地とされ、釈迦如来の住む他界とみなされパーラミター(永遠世界)へ渡る聖地中の聖地。日本七霊山としても数えられる。数え切れないほど多くの修行者たちが祈りを捧げてきた場所。大峰で七度生まれ変わったとされる役行者が五度目に転生して修行した山が釈迦ヶ岳だと言われている。

開催日&詳細

◎全日程:2024年11月17日(日)~11月19日(火)の3日間
◎釈迦ヶ岳の登山日:2024年11月18日(月)の日帰り登山
◎釈迦ヶ岳の登山レベル:片道3時間、往復6時間程度(初心者ペース)
◎宿泊場所:奈良県十津川村内(ざこねスタイル)
◎定員:4~5名程
◎食事:十津川村内には食事できるところがないため、参加者で一緒に鍋やBBQを予定

参加費

◎参加費:二泊分の素泊まり宿泊費、食事の材料費、ガソリン代の実費のみ。
※実費の詳細については、詳細希望者に直接お知らせいたします。

お問い合わせ

奈良県十津川村谷瀬までのアクセスや宿泊場所詳細を含め、さらに詳しい情報をご希望の方は、メールにてご案内いたしますので、お問い合わせからご連絡ください。