【水星逆行 1/31〜2/21(水瓶座)】〜風の時代の地上活動、地上生活を設定しにいく準備期間〜
2021.1.31〜2.21まで、水瓶座で水星逆行です
- 2021.2.1:金星-水瓶座入り
- 2021.2.3:立春-エンジェルズゲート
- 2021.2.5:下弦-蠍座
- 2021.2.12:新月-水瓶座
- 2021.2.18:太陽-魚座入り
- 2021.2.20:上弦-双子座
- 2021.2.21:水星-逆行終了(水瓶座)
- 2021.2.25:金星-魚座入り
- 2021.2.27:満月-乙女座
- 2021.3.4:火星 -双子座入り
- 2021.3.6:下弦-射手座
- 2021.3.13:新月-魚座
- 2021.3.16:水星-魚座入り
- 2021.3.20:春分(太陽黄経0°・太陽サイン牡羊座0°)
- 2021.3.21:金星-牡羊座入り/上弦-蟹座
- 2021.3.29:満月-天秤座
2021.1.31〜2.21までの3週間、2021年の地上カレンダーでは最初の水星逆行が始まります。
まずは地上生活のレベルで水星逆行期間に起こりやすい一般的なよくある現象を挙げておきます。
- もろもろの交通機関の遅延(移動システムの故障や工事や事故や混雑などでの渋滞など)
- 通信障害
- 連絡や伝達事項(メールや伝言)の遅れ、行き違い
- 意思疎通の食いちがいや誤解、勘違い
- ものごとの遅れ、新規案件の頓挫
- 二度手間
- 決めていた計画や予定、スケジュールの変更
- 何らかの故障、修理、工事、修繕
- 実務、情報、学習のまとめや確認作業など、過去にさかのぼったテーマでやり直す
- 旧友や旧人との再会(ばったり遭遇や連絡が来るなど)
- 普段より時間が過ぎるのが遅く感じる
- 失くしもの、忘れていたもの、隠れていたものが出てくる
- 体調不良の症状や箇所が現れやすくなる
そして、水星逆行期間に好都合とされていることは、
- 日々の実務や業務の整理、再確認作業
- ものの片付け、書類整理
- もう一度文章や記事を読み返して再確認、再理解する
- 勉強や学習などの復習や学び直し
- 情報をあさる
- 実務的な技術や能力向上のためのブラッシュアップ
- 過去に戻りつつのバージョンアップ
- 過去にやり損ねたことのやり直し
- 計画を立てない移動、行動、旅
- 体調管理、健康管理の見直し、養生
- 労働環境の見直し
- 内観、内省
- 休息
などには持ってこいの時期となるので、こういったことに使える期間としてどうぞ過ごされてみてください。
水星は連絡やスケジュール、移動、情報、コミュニケーションと関わっているので、実生活のさまざまなことに影響を及ぼします。
無駄にイライラしやすい期間でもありますので、特に交通や物事の遅れなどには関係していきますが、この期間は余裕を持った行動や、別プランを常に念頭に持っておくことや、何事も焦らない穏やかな心理状態を心がけることをお勧めします。
そして、自分のペースややり方、回復を取り戻す時間としても使えるので、この期間はそういったことに意識を向けて行動できるとよいでしょう。
1.29からの水星逆行ですが、水星逆行の影響は一週間とかそれ以上前に出てくることもあり、さらには水星逆行が終わる2.21以降も順行になった水星の勢いが増してくるまでは、水星逆行現象が尾を引くこともしばしばあります。実際的な心持ちとしては、水星逆行の前後の期間を含めて気持ちに余裕をもたせておくことがよいかと思います。
特に水星の逆行・順行のタイミングにダイレクトに重なる日は、水星逆行現象が起こりやすいということもあるので、とりあえず天がそうならしょうがないぐらいに思っておけばよいかもしれません。
ということが、一応、表向きのアナウンスとしますが、
今回に関しては、1.29の獅子座満月のエネルギーに包まれながら、これからの活動のためのさまざまな創造的アイデアや企画といった思いつきで、いっぱいになっていますでしょうか!?
この獅子座満月タイミングの創造性の熱意のエネルギーをそのまま持ち込みつつ、いっぱいになった思いつきを、自らのマルチな活動で叶えていくための仕組みを整える時間として、今回の水瓶座水星逆行期間に突入していきます。
今回の水星逆行期間は、心の中心のポイントで動くと、逆にバンバン計画の上で決まっていくことがあったり、今後の活動や人生に必要なものやことが見つかっていったり、鎧でない部分のシンクロがパパパッと起こったりするかと思います。
獅子座満月以降、熱が沸いてくるものがあったり、ワクワクしてくるものがあると、その方向への設定に向かってエネルギーが強固になっていくような働きとなる感じです。逆に、もしまだ余計なものを掴んで手を離さなかったり、ぶら下げているようなものがある場合は、いろんなつなぎ替えのプレッシャーなどに引き続き晒されていくかと思います。
▶︎2021.1.31 水瓶座水星逆行時のチャート
水星は、1.31の午前0時50分頃に水瓶座26度【サビアン水瓶座27度:スミレで満たされた古代の陶器】でICで逆行を開始し、水瓶座水星はメジャー天体とはノーアスペクト。第7ハウス牡牛座セドナと90度。第6ハウス牡羊座リリスと60度。となります。
今回の水瓶座水星逆行期間のテーマは、結論からいうと、
- 人生で諦めていたこと、諦めかけていたことの復活
- 風の社会適応のための準備(情報発信のためのプラットフォームやSNS、機材の準備等)
- これまでの知性の壁を越えたところで学び直す(探究心や研究心を育てる)
- 風の時代の地球生活のための必要な関係性の準備を進める(古いものはリセット、つなぎ替えを)
- 風の社会活動へと適応力を高めるために、実務的な向上心を発揮していく
- 自分の熱意や思いの中心にふさわしい器を、現代とは限らず、古代の記憶からも探してくる
- 自分の古い古代の記憶を取りにいく
- これからの時代で生活し存在するための、永遠性の高い器を、長い歴史の中から探してくる
- 風の時代において生活や活動するための物件を探す
- 自己の生命体活動の実務に関して、よりふさわしい何かを探していく
- 自分の殻を破っていく超越の手がかりの探索
といったことになります。
このタイミングからは、サビアンに示される「古代の陶器」のような、永遠に価値が変わりそうにないものに自身の感情を託し、そこから風の時代の社会活動や生活に必要な、情報や関係性を探しにいきます。
新たな社会環境の中で、自分の才能や持ち物を外に出して、自分の殻を打ち破って、真の意味での変化を起こして運命の超越をしていくために、できるだけこれまで接触していた社会や環境のものではない、もっといえば現世的でないものの文化などと接触していく必要があります。
この水星逆行期間だけでいっても、もしこれまでの既存社会の限定された枠の中だけでの活動や存在に固執していく展開でいくならば、メジャー天体たちがそれをサポートしていないのと、セドナとリリスのみのアスペクトなので、なんだか容赦のない苦しみとトラウマに襲われるようなフィーリングが増長するかもしれません。
これは1.13山羊座新月〜1.29獅子座満月〜の第8ハウス縛りの流れをまだまだ存分に味わう展開になるともいえますが、ちなみにそれは、あくまで肉体自我が感じていることなので、限定された物質世界に自己同一化し過ぎた結果起こっていることとなります。これからの本当の自己は生まれる気満々みたいな感じです。(宇宙の圧力は変化のサポート! 生みの苦しみ★)
あとは、外からやってきた経済問題のただただ犠牲者のようなものであったり、疎外感を感じるようなことがあったり、人によっては持続性の病気の悪化といったことも考えられます。
この水瓶座水星と天体として関わっているのは牡牛座セドナだけともいえるので、しかも90度ですから、ガチンコで耐えられない圧力みたいなのを感じている人も多いかもしれません。
とにかく、もう一時代の慣習のパターンの終わりを認め、今そこから始めるということをしないといけない時ですね。
地獄で心を開き、自分の中心からの愛と調和を許すのかどうかを相当に迫られるかのようです。これは、まさにセドナの運命の超越として設定される物質世界の体験ですが、この辺の天体の作用になってくると、人間に有無を言わせないというか、やることが違いますね。
ただし、これはこれで一方の見方です。
もう一方では、この水瓶座水星逆行期間は不思議な時間になるでしょう。
ちゃんと自分の熱意や思いの中心にいれば、通常ではキャッチしえないような波動をとらえ、自己の起源や原点、ルーツといった古代の記憶に、非常に感受性が増していくでしょう。それで自分の中心にふさわしい器を探してきて、現代の中でその器をお披露目していけばよいということになります。
なかなか今回に関しては、水星のアスペクト然り、水瓶座というサインの性質然り、IC然り、現世的な既存の事物で語ろうとするにはかなり無理がありますね。
簡単に言えば、オンラインやSNSなどをお家環境で整えてネ!で終わることです。
だとしても、蝉の抜け殻のようにか蛇の抜け殻のようにか、自分の殻を打ち破る脱皮のための水星逆行期間となるので、この3週間を使って、能動的な脱皮のために、もぞもぞもぞもぞ動きながら、殻を打ち破るための訓練をしていきましょうということになります。
ここでのヒントは「二重の約束」というサビアンとなる牡羊座リリスです。それは、まったく違う仕事を2つ並行させたり、名前を2つ持ったり、顔出しが嫌なら覆面をしたり?で、現世的な仕事の自己イメージと、現世的でない活動の自己イメージで、両方で二重的にまたがるかたちでの生活運営がポイントとなります。
水瓶座水星逆行期間で、風の時代の社会活動へシフトさせる準備ということでは、なるべく一人でも分業的なものをすべてこなせるようにするのが、スタンダードに近いと思っていただいてよいかと思います。
創造的自己の自分と話しながら、共同作業しながら、自由な心の活動のための不足を自分で補正しながら、あれこれ探して解決策を自力で見つけ出していくことになります。
この水星逆行期間は、個人個人が風の社会で創造軸の存在となるための、才能開花のための訓練を受けるともいえますが、それが、第5ハウス牡羊座キロンと第3ハウス水瓶座土星と第10ハウス乙女座月のヨッドで表されています。
それは、何らかの境遇に縛りつけられたところから、自分の状況を深く考えた先に、前よりもずっと軽く考えて、自由な心の自己と社会的仮面を分離させて、社会の仮面は社会の仮面として役者のように役割を演じ、自由な心の人格は自由な心の人格のまま、風の社会活動の具体的な環境の場を見つけて、素直に決意してその中に入っていくことが大切になっていきます。それによって、自分の思い描いた理想やイメージに、印象をくっきりとした輪郭で与えた事物で、新たなキャリア習慣をつくることができるということになります。
▶︎2021.2.21 水瓶座水星順行時のチャート
水瓶座水星逆行期間で、風の社会適応のための準備や、自分の殻を破っていく超越の手がかりの探索が済んだら、水瓶座水星が順行になるタイミングで、風の社会適応のキャリアを本格的に始めていくような実行力の発揮となります。
水星は、2.21の午前9時50分頃に水瓶座11度【サビアン水瓶座12度:上へと順に並ぶ階段の上の人々】第10ハウスで順行を開始し、同じく第10ハウスの水瓶座土星・木星と合。第12ハウス牡牛座天王星と90度。第2ハウス双子座月・ドラゴンヘッドと120度となります。
水瓶座水星は、この順行のタイミングで、
- これまでの役どころではない、自由な心の役どころで、新しいキャリアに向かっていく
- それまでの過去へこだわらず、これまでの立場に恋々としないで、自由な心側のキャリアの実務力を発揮していく
- 自由の得られる社会活動の道への一歩を踏み出す
- やる気の感情がともなった新しい活動へと向かう
- これまでの重い感情や苦しい感情から自由になって、自由な社会的立場に立つ
- 限定された空間や場、地域においての、限定的な働きや地位、立場から離れて、風の空間の新たな活動の場に実際的設定を行う
- 将来必要になるであろうと思われることや、自分が生きていくために必要なものをあらかじめ用意してキャリアを形成し、そのキャリアの実行力を発揮していく
- どこでも通用する(時代慣習に染まっていない)価値観で、キャリアを始めていく
ということになっていきます。
さらにここでは、柔軟宮のグランドクロスも展開されているので、
- 理想と未来に対する完全なサレンダー(第11ハウス魚座海王星)
- 無意識からの呼びかけを聞きながら、自分の中心からの目的に集中する(第5ハウス乙女座ベスタ)
- やる気の感情によって、自分の能力を限界まで押し広げた経済活動(第2ハウス双子座月・ドラゴンヘッド)
- 有害な影響となる決まりきった特定の環境や関係性に寄生し続けることをやめ、生活や関係性を丸ごと優れた目的に沿って統一していく(第8ハウス射手座ジュノー・ドラゴンテイル)
といった、これらのポイントのアクティベートによって、目の前の状況に合わせて、喜びと豊かさのすべてが変化していくことになります。
新しいステージの地上活動へ、いざ向かっていきましょう!
◉ note「水瓶座塾」にて、『地の時代から風の時代へ〜社会の生き方基準が大きく変わる〜』動画解説公開中。
・【Part 1】
・【Part 2】
・【Part 3】終)