【双子座月食満月時の《ヘリオセントリックチャート》】〜自分の大切にしているモラルやフィロソフィーの信念を貫き、生命力や充実感が得られる新しい構造物作りの創造作業によって、人生の限界を突破する〜
2020.11.30 18:30 双子座月食満月時のヘリオセントリック(太陽中心)チャート解説
太陽中心のヘリオセントリックチャートは、太陽の不動の精神、無限の創造力を地球に持ち込むというテーマで理解する必要があります。そして、人生の発展創造を示す「純粋な精神の向かう先」=「意志の発揮のテーマ」を表しているものと考えます。
大事なのは、太陽中心であるがゆえに、誰に邪魔されるでもなく、誰を気にするでもなく、誰に忖度するものでもない、限られた時間の制限や限られた空間の縛りもない、純粋な創造性の発揮のテーマですので、ヘリオセントリックチャートを活用するときには、地球の重い物理感覚やエゴ感情、他人を気にすること、地球で起きてくるデーモン的(悪魔的)な出来事とは関係なしに運用していく必要があります。
ヘリオセントリックチャートは、ジオセントリックチャートの地球の地上世界での適応や、物理的な外環境の推移を表すというより、地上で事象化されることの因子として働く、創造意志そのものと考えます。より五次元世界以上の普遍的な太陽系の意志の働きを示すホロスコープチャートとも言えます。魂の生き方を実現したい人、創造的な生き方をしたい人、人間の本質で満たされたい人は、光(恒星太陽)の生き方に照準を合わせてみてください。
このタイミングのヘリオセントリックからの目線は、ジオセントリックの満月と同じ方向に地球があることになります。そのため、ジオセントリックの双子座満月と同じサインと度数が地球星座のポイントとなります。地球は双子座8度【サビアン双子座9度:矢で満たされた矢筒】までやってきて、おうし座の恒星アルデバランと重なります。さらに双子座地球は、天秤座金星と水瓶座木星・土星と牡羊座キロンでカイトのアスペクトを形成します。
このタイミングのヘリオセントリックの双子座地球の創造のテーマは、サビアンシンボルの【矢】を自己の創造目的で射るということになっていきます。(双子座地球)
まずは自発的な考えに従って、既知の考えを覆していくこと、また定説や限界、制限があろうものなら、それを打ち破るということに強い意志を発揮していくことになります。(双子座地球)
ここでは、独自の意志の力とその実践力を手に入れていくという、挑戦的な態度の創造力の発揮です。(双子座地球)
ちょうどジオセントリックでは「これまでの考え方の大きなリセット」という、ここからある程度長期的なスパンで思考の大浄化が必要となってくるタイミングですから、既知の考えから限界突破していくという意味では、このヘリオセントリック次元での独自の意志の力を、地上にただ押し出すことあるのみ。ということになります。(双子座地球)
また、双子座は言語感覚でもあるので、とにかく自分の言葉を出していくことで、これまでの自己の殻を破って、地上的な生き方の限界を突破していくということでもあります。(双子座地球)
ポイントとなるのは、双子座地球に乗っかってくる、おうし座の恒星アルデバランです。
ジオセントリック次元では、考え方の再構築的なテーマとしては、双子座月の反対側にある射手座太陽テーマが必要ということでしたが、これは「個人の精神的な価値基準からもたらされる理念や思想」が必要ということで、これが「個人の中で大切にするフィロソフィー」であるとお伝えしましたが、それはヘリオセントリックのアルデバランから降りてくる作用としての、ジオセントリック的現れであるとも考えることができます。
ここで、王家の星としてのロイヤルスターでもある、アフラマツダに関係するといわれているアルデバランを持ち込む場合は、地上の物質界の創造行為において、自分の大切にしているモラルやフィロソフィーを、絶対に妥協してはなりません。(双子座地球, 恒星アルデバラン)
アルデバラン的地球創造ということでは、各自の地上の物質界の活動において、自分自身に対する公正な態度で、自分の信念を頑固に貫かなくてはなりません。(双子座地球, 恒星アルデバラン)
ここからの物質生活に、自分が大切にしているモラルやフィロソフィーによる妥協のない信念が乗っかってきて、それによってこれまでの人生の限界を突破していくという創造行為となっていきます。(双子座地球, 恒星アルデバラン)
ここではしっかりと自分の信念に従い、その意志によってこれまでの人生の限界突破に挑戦していくのですが、ただしロイヤルスター的な成功は、いくつか落とし穴をクリアすることで達成するともいわれていますので、そのステップとしては、とにかくここでは、物質界の活動に対する自分自身の大切にしているモラルを重んじ、その独自の意志の発揮を絶対に妥協しないということですね。(双子座地球, 恒星アルデバラン)
アルデバランは何か妥協があった時に、それが原因で地位や名誉を失うという意味がありますので、ここでの判断の曖昧さは、後で傷になっていくことになります。(双子座地球, 恒星アルデバラン)
ジオセントリック次元では、12.15の射手座日食新月で、自分の大切にしているモラルやフィロソフィーによる新たな人生の実際的なスタートが切られ、12.17土星水瓶座IN、12.19木星水瓶座IN、12.21冬至、12.22水瓶座グレートコンジャンクションと続きますから、ここでのヘリオセントリックのアルデバランの働きかけを考えると、もう現在のタイミングから、風の時代を生き抜くために大切にする自分の道徳的価値みたいなものを固めておいた方がよいでしょう。
ちなみに地の時代の物質活動の道徳基準というのは、マネーがすべてみたいな道徳なので、反社でもなんでもアリだったのですが、風の時代では自分の考えに沿った立場に個人が立っていくことになるともいえるので、自分のモラルやフィロソフィーといったところからの考えがないと、風の時代に社会に立って生きるということは難しくなるでしょう。
アルデバランは決断力と諦めの良さも発揮するので、これまでの人生の価値とこれからの人生の価値といったことの交換を行うためにも、ここで何か諦めが必要なら、きっぱりと諦める姿勢が重要になってきます。(双子座地球, 恒星アルデバラン)
恒星意識からの創造力の発動は、メンタル体からの下降なのですが、このタイミングではジオセントリックで順行となった海王星(≒アストラル体)が、各自の中で自分を騙さない純粋な宇宙からやってくるビジョンの取り込みになっていれば、その作用を弊害なく地上に降ろせるのですが、海王星(サードアイ)に混ざり物が多いと、このタイムラインのジオセントリック次元では、ただの強烈な体裁欲とマネー欲に変わることになります。(双子座地球, 恒星アルデバラン)
ここで盛り上がってくる創造意志は、何か無理に見えれば見えるほど、挑戦するという意欲が高まってくるので、これまで解決できなかったものなども、このタイミングから打破していくことができる可能性も高まります。(双子座地球)
基本的には自らの力で、自らの目的に向かっていくという創造行為ですが、天秤座金星との120度を踏まえると、ここでは自分を騙していない前提で、自分独自の意志からの創造性に対して求められたことに、答えていくという行為にもなっていきます。(双子座地球-120°-天秤座金星)
このタイミングでは、双子座地球に絡む、水瓶座木星・土星、天秤座金星といった、風のサインの大三角も形成されていますので、地上的な人生において、風の時代を生き抜くための各自の人生の輪郭も、非常に高められた振動による具体的な発展イメージとしてやってきているということになります。
風の大三角の内容としては、
- 自分の大切にしているモラルやフィロソフィーを絶対に妥協せず、独自の意志力と実践力を発揮して、人生の限界突破に挑戦していくこと(双子座地球, 恒星アルデバラン)
- いくつか自分の可能性の中で、とりあえず身近なところから試してみることで、リラックスが基本となる自己への一体化の楽しみを得ること(天秤座金星)
- 冒険心を持って高みに登っていこうという意気込みの中で、風の時代の理想の生き方の具体的な発展イメージを受け取ること(水瓶座木星・土星, 恒星アルタイル)
といったことになっています。
また今回は、この風のサインの大三角が、カイトという複合アスペクトにも関連していきます。
これら風のサインの大三角の3つのポイントの働きがすべて絡み合って、地上で働いてくる風の時代の人生の発展創造の輪郭イメージが強力に高められていった先には、さらにこの強まったパワーを、未来に見る、自分の中で表に出していないもの(感受性)を活かすことでの、新規の自己イメージによるパラダイムシフト!というかたちで、最終的な創造性の放出が完了していくことになります。(双子座地球, 天秤座金星, 水瓶座木星・土星, 牡羊座キロンでカイト)
牡羊座キロンにて風の大三角の放出完了ということでは、新しいパラダイムのバージョンに切り替わった自分自身が、変容とともに新たに創出されていくといったことになっていきます。(双子座地球, 天秤座金星, 水瓶座木星・土星, 牡羊座キロンでカイト)
ここで、自分の大切にしているモラルやフィロソフィーに妥協せず、独自の意志力と実践力で、人生の限界突破に挑んでいくという目的にフォカースしたら、じゃあ、そのために何をするのかということで、蠍座水星のテーマに向かっていきます。(蠍座水星)
ここからは、蠍座生命感覚の運動性を発揮していくということになるので、まずは自分の内側で生命力が感じられるものは何か、自分が何をしたら元気でいれらるか、といったことを探っていくことになります。(蠍座水星)
このタイミングでは、もう既に過去の自分の人格の殻や、生活スタイルが一度壊れているか、脅かされているはずなので、次の人生のステップで自分が元気でいられるためには何をすればいいかといったことで、人生の方向づけが定まってくることになります。(蠍座水星)
その際、世間一般の情報に惑わされず、何が自分にとっての真実で、何が真実ではないのかを見分けていくことにもなるので、そこで自分の生命感覚が強まる真実をサーチし、それをつかまえていくことになります。(蠍座水星)
基本的には、自分の趣味でも、道楽でも、遊びでも、そういったところで個の力を広げていく方向づけとなるのですが、すでにこれまでの人生で、何かしらに同一化していた自我が一度壊れてしまった後のはずですから、ここではそのどんな素朴な創造的作業も、まったく初めての新鮮な体験として取り組むことができます。(蠍座水星)
サビアンシンボル蠍座3度【棟上げ式】の水星ということでは、そこで新しい構造物を作っていく作業となります。(蠍座水星)
ただ、蠍座は執念、執着なので、まだ過去の自我にしつこくプライドを持っている場合は、ここで未来に目を向けることはないでしょう。(蠍座水星)
ここでは自分の趣味でも、道楽でも、遊びにしても、自分の真実に感受するものは何かといったことで、深いイメージの探索によって、自分の中でより強い生命力や充実感が得られるようなものを意識的に引き寄せてこなければなりません。(蠍座水星, 海王星遠日点)
この蠍座水星も限界を超えることを目指しますので、「これ以上は無理」と感じるほどに、しつこく何かに取り組むということにもなっていきます。地上の風の時代前の変容を遂げる追い込み作業ともいえますね。(蠍座水星)
また、ここでの人生の方向づけは、風の時代の理想の生き方の人生の発展の輪郭イメージを受け取ったところから、女性的な力から宿る新しい幸福の価値といった未来的な考えによって、生命力や充実感が得られる新しい構造物作りの創造作業に向かうことになっていくので、ヘリオセントリック次元ではすでに水瓶座グレートコンジャンクションが起こっていますから、どんどん地上の風の時代の生き方を後押しするような創造エネルギーが、アクティブに降り注いでいるということになっています。(蠍座水星, 牡牛座天王星, 水瓶座木星・土星でTスクエア)
自分の大切にしているモラルやフィロソフィーの信念を貫き、生命力や充実感が得られる新しい構造物作りの創造作業によって、人生の限界を突破する
そんな人生創造のタイミングです。
◉双子座満月時テーマのヘリオセントリックアファメーションヒーリング【セルフサウンドヒーリング】
トランシットチャート(新月満月やヘリオトランシットなど、今現在に天を移動している外的要因の変化を表すチャート)に沿って、自分自身の人生を動かしていくことは、実はとても重要なホロスコープワークとなります。
特に、この太陽中心のヘリオセントリックチャートは、風の時代に必要になってくる人類の意識レベルと呼応し、創造の人生の実践のための新しいスタンダードとして指針になってくれるチャートです。
私たちは、真の太陽(恒星)を招き入れ、光り輝く人生を創造するタイムラインにどんどん突入しています。風の時代、水瓶座の時代には、これまでの時代性の中で失われてきた精神を取り戻し、魂の喜びを取り戻し、知恵(恒星意識)を発揮して生きて行く存在になります。
高い振動数によってもたらされる、ヘリオセントリックのトランシットチャートで人生を意志していくことは、風の時代の新しい生き方へと自らを導いていきます。
そういった意味でも、ヘリオセントリックのトランシットといった、日々移り変わる宇宙の創造サイクルのテーマで自分自身を同期させていくことは、自然な流れで新しい時代基準の自己実現を可能にしていくことになります。
このアファメーションヒーリングは、そういった人生のより良き創造の展開の流れをセッティングしていくものです。是非、アファメーションヒーリングを実践してみてください。
継続的に行うことで、人生の新しい充実感が始まっていくことを体験することができるでしょう。
アファメーションヒーリングのご案内は、前回同様動画レクチャーで、改めて別記事で!
◉ note「水瓶座塾」にて、『地の時代から風の時代へ〜社会の生き方基準が大きく変わる〜』動画解説公開中。
・【Part 1】
・【Part 2】
・【Part 3】終)