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2020-11-14

【蠍座新月】〜自分にしかできないことを決意して、新規の社会活動に深く入り込んでいくとき〜

2020.11.15 14:08 蠍座 新月

  • 2020.11.21:金星-蠍座入り
  • 2020.11.22:太陽-射手座入り/上弦-魚座
  • 2020.11.29:海王星-逆行終了
  • 2020.11.30:満月-双子座【宵の半影月食】
  • 2020.12.2:水星-射手座入り
  • 2020.12.8:下弦-乙女座
  • 2020.12.15:新月-射手座【皆既日食(日本では見られない)】
  • 2020.12.16:金星-射手座入り
  • 2020.12.17:土星-水瓶座入り②回目
  • 2020.12.19:木星-水瓶座入り(水瓶座グレートコンジャンクションの流れがスタート)
  • 2020.12.21:冬至(太陽黄経270°・太陽-山羊座入り)/水星-山羊座入り
  • 2020.12.22:土星・木星(水瓶座グレートコンジャンクション完成)/上弦-牡羊座
  • 2020.12.30:満月-蟹座

▶︎蠍座新月のジオセントリックチャート(地球中心)

第8ハウス蠍座23度【サビアン蠍座24度:一人の男の話を聴くために山から降りてきた群衆】の新月。第8ハウス蠍座新月と蠍座ジュノーが合。第8ハウス蠍座新月と第10ハウス山羊座冥王星, 木星, 土星, パラス・アテナが60度。第8ハウス蠍座新月と第12ハウス魚座逆行海王星が120度。

はい、蠍座新月です。

この蠍座新月の前日に牡羊座火星の逆行が終了となるので、やる気の面でようやくスイッチが入ってくるといった人も多いかもしれません。

そもそもここでのやる気スイッチというのは、今回の火星逆行で振り返る必要があった、「社会で創造的な資質を使ったり芸術性や才能を表現したりして、自分のやりたいことをやっていきいきと生きる」といったテーマへのやる気スイッチであり、そのテーマに沿ってこれまでのやる気が一新され、新たな個性化を目指す方向で、具体的な活動の試みがスタートしていくといったことになります。

火星は伝統的に蠍座の支配星でもあるので、この蠍座新月タイミングは、火星順行を勢いづけるためのアクションとしても働く新月といってよいかと思います。牡羊座火星順行による新たに生命力がみなぎる個性化のエネルギーが、新たにできあがる環境の中での立場や役割によってスタートしていきます。

そういった意味では、この蠍座新月では、未知のダイナミックな衝動(自分の真実や、生々しい反抗心や人生変革への意思といった荒っぽい感情や、頭が拒否しているけど感情が受け入れていること)を、いかに社会活動の中に組み入れるかを考えていくことになります。

もはや昨今のタイムラインでは、これまでの自分では未知だったものや無意識からくるもの、また、自己の元型的人格を受容したところから、その方向性による人生創造といったテーマがもたらされていましたが、この蠍座新月のタミングでは、社会や日常の中でそういった「異物」を持ち込み、いわゆる「異能」によって、自分の資質に合う行為をしていくんだといった人生展開に舵を切っていくことになります。

自分の真実に忠実ならば、ここでは蠍座特有の感情の圧力鍋状態がもうかなりピークなレベルにきているはずなので、実感が持てるような自分にしかできない何かや、自分の資質を使った自分のやりたいことで、それが一般に貢献できるような有益なものにして、社会に組み込める活動力を手に入れていくときとなります。

この人生展開というのは、風の時代の生き方基準となる多次元同時存在の社会生活の方向に向かうものとなるのですが、人によっては既存の(地の時代の)社会的立場とかローカル性とはかなりかけ離れていることが始まっていくということでもあります。

ただ、それは別にとんでもないことでもなんでもなく、何なら流れにハマっていることでもあるともいえます。実際、この蠍座新月でできあがる通路というものが、高いところから低いところまで、低いところから高いところまで、自由に行き来できる通路となっているのです。

この新月の蠍座24度をD・ルディアは山上の垂訓に置き換えて、山上の垂訓を聞いたあと、山から降りて家路につく群衆ということにしていますが、元来のサビアンでは一人の男が下界にいて、その人の話を聴くために山に住んでいる人々が降りてきます。ということは、ここでは精妙なものから粗雑なレベルまで、上がったり下がったりを繰り返しているということを示していることになるのです。

この内容は、蠍座新月に対するアスペクトを分析すると理解しやすいかもしれません。

まずは蠍座新月と60度となる山羊座冥王星の作用で、冥王星はそもそも二重支配であり、既存の地の時代のピラミッドキャリアによる環境支配もがっつり援助していますし、反対に、これまでの地球生活に異次元的な要素の異物を持ち込んできて、これまでと全然違うステージのキャリア構築もサポートしているしといった具合です。私はこれを冥王星の地下的欲求(支配)と天上的欲求(支配)といっていますが、冥王星という星はカロンとセットで考える星であり、基本的に冥王星は二重支配です。

さらに、蠍座新月と120度の魚座海王星の影響も考えると、魚座ダブルボディードサインのルーラーでもある海王星は、精神と物質、神と悪魔のように、これは同時にまったく違うビジョン(幻想)を見せてくることになります。

このタイミングでは、冥王星と海王星というトランスサタニアンといった超常識的な次元の星々が、この蠍座新月を60度と120度といったかたちである意味飲み込んでいくので、冥王星と海王星のどちら側の欲求に自分が支配されているのか、また、どちら側の欲求も認識しているのかといったことで、ここでのスタートの捉え方、進め方は各々違ってくることになります。

要は、どの振動の階層に立って人生を見つめているかによって、各自のここからの社会活動への集中の方向が違ってくることになります。例として、グルジェフ水素を持ち出してくるならば、地の元素のH768という低い振動密度の社会活動でしか価値や豊かさを見出せないということであれば、その世界のビジョンを見て、その世界への集中を強めることになるし、風の元素のH192というより高い振動密度の社会活動を作り出していくならば、その世界のビジョンをキャッチして、その世界の人生の価値や豊かさを認識することになり、その世界へ集中していくことになります。

因みにこの新月で、高いところから低いところまで、低いところから高いところまでの人生観を自由に行き来できるようにするためには、風の時代の社会活動のビジョンを見て、風の時代に適応するキャリアのために、自身の社会生活に「異物」の持ち込みが起こることになります。それによって風の時代の振動の世界においての人生の目的に照準が定まるようになります。

このキャリアへの異物の持ち込みというのは、天上的欲求や精妙な意思に端を発するものですが、それを自分の中で受けつけていない場合は、既存世界(地の時代)の中で生きている自己存在の認識と、その価値観やステイタスの延長線上で見られるビジョンこそが期待できる新月になるかと思います。今週のニュースを振り返っても、日経平均株価はもはやコロナ前の2万5000円台ということで、1991年以来29年ぶりの株価爆上げとなっていますしね。ただしこの期待(魚座海王星)が、十字架の犠牲と罪と拘束、大掃除の第12ハウスからやってきているということでは、それが今後も続く永続性を持つ豊かさの価値となるかどうかですね。

基本的には、地の時代のやり方でも風の時代への舵取りでも、そのミックス要素でも、ここでの蠍座パワーはかなり強く働くので、このタイミングで集中してチャレンジしたものは成功する可能性が高いといえるでしょう。あとはここで見つめたビジョンが一過性のごっつぁんゴールで終わるのか、永続性を持ったかたちで今後の人生にもつながっていく継続的な価値や富となっていくのかといったことで、冥王星と海王星がサポートする蠍座新月の超越的変容と残酷さが極端に出てくるでしょう。

このタイミングでの基本的なコンセンサスだと、地の時代のピラミッド社会が投影してきた欲望を手に入れるよう集中している人がほとんどかと思うので、そこで別の振動で働いている価値を信じるということはかなり難しいことかもしれません。

ここでのポイントは、ほぼアセンダントと重なってくる牡羊座逆行キロンともいえますが、地の時代ピラミッドのアイデンティティによる自己イメージの惰性でいく場合は、とにかく本来の自分らしさを出せない、人生に主体性が持てないといった感じになりやすいのですが、ここで本来の自分らしさや未知の活力へのイニシアチブがオープンになっていれば、すぐに環境側が反射、反応し、何だか手応えを掴んでいくような仕事や役割の設定が起こってくることになるでしょう。

そうなってくると、ここではちゃんと決意して、新規の環境の中での活動に深く入り込むことです。

この新月の蠍座24度のサビアン【山から降りてきた群衆】は、新しい力を社会に持ち込む妖精の群でもあり、またその集団による圧力でもあります。それが個人としては、順行になったばかりの火星牡羊座16度のサビアン【日の入りに踊っている妖精ブラウニー】で、縁ある集団的な圧力に押され、個人の力が妖精の国(質が上昇した世界)に移動していくことでもあるので、ここでは個人の活力を、風の時代基準の公共的な場の中に発展させていくことになります。

自分にしかできないことを決意して、新たな社会活動に深く入り込んでいくときとなります。

最後に、世界とか国政的なところでいえば、蠍座サビアン24度の新月ということでは、何か現象の極端さがエスカレートしている状態、支配の極端さがエスカレートしている状態があるといったこともいえるかと思います。

このあたりで起こってきている世情というのは、魚座逆行海王星(新月と120度)からくる、だいぶ大きくなりすぎている欺きファンタジーパワーと、山羊座冥王星, 木星, 土星, パラス・アテナ(新月と60度)からくる、強力な社会権力ピラミッドコントロール(狭量な人間が意図的に行っていること)という働きによって写し出されている現実ともいえます。

蠍座新月なので、あえて蠍座的にいいますと、表の情報しか取れない人はある種のコントロールの路線に綺麗に乗せられていきますが、たとえばニュース一つをとっても、もうちょっと洞察を働かせたところまで情報を取れる人は、どんなパワーバランスによって今現在写し出されている世の中の現実があるのかといったことがおわかりかと思います。

この蠍座新月では、エスカレートしている支配力が上がったり下がったりするということもはらんでいる新月であるとすれば、蠍座的な、極端から極端に振れるということも起こりうるということが暗に含まれているということですね。

今回は、行きすぎたパワーの蠍座新月ですから、破壊的な変革を引き起こすレベルの確たる力を内部に溜め込んでいる状態ということもいえて、これが基本的には表には見えないので、表向きは大人しくなったとか、終わった?ようにみえる現実が感じられたりします。ただし、そうは問屋が卸さないのが蠍座パワーの真骨頂で、12星座中一番しつこく諦めない蠍座エネルギーがここで働いていることも理解しないといけません。そして改めて世の中を俯瞰してみることです。

私が注視しているところで面白いと感じているのは、山羊座の天体群にはパラス・アテナがいるということです。パラス・アテナの「勝利のために罰せされる..」というアーキタイプが、現在ゴリゴリの権力を見せつけている山羊座天体群の中に潜んでいるということです。このパラス・アテナのスパイスがどう出るのかですが、この天体配置は興味をそそる匂いがします。そしてしつこいですが冥王星は二重支配です。

この蠍座サビアン24度新月の【一人の男の話を聴くために山から降りてきた群衆】は、多くの「群衆」が「一人の男」に関心を集中させています。世界情勢的にはそれは誰でしょうか。

この後の、11.30双子座月食満月の「情報伝達の大浄化」、「詭弁の大浄化」を経て、12.15射手座日食新月の新たなモラルの起こりといった展開を考えたら、これから世界的には面白い流れが見られそうかな?どうかな?と思います。日本は閉鎖感がすごいのでどういうシナリオを用意するのかはわかりませんが。

とにかく、立冬テーマでもある、視点を頭上を飛んでいる飛行機のようにしておけば、世の中をおもしろおかしく楽しむことができるでしょう。

これからは決して一つの限定された世界の枠の中に自己を同一化してはなりません。もう現在のタイムラインでは、限定された枠の中に自我を置き続ければ置き続けるほど、価値混乱を引き起こすだけで、人生を全然楽しめなくなります。

地上の真実や価値というのは時がたてばいくらでも変わってしまいますが、別の振動のところに地上の真実や価値を包括する普遍的な真実や価値というのも存在しています。現在は、社会レベル、物理的な個人レベルにおいては、地の元素の時代の閉じ込めて固めて縛り上げる価値観の真実から、風の元素の時代の解放して風通しがよく分散型でという価値観の真実に変化していくといった、一つの時代サイクルの変遷の中で起こってきている地上世界の混沌の状態が現れてきているといえるでしょう。

ただし、あくまで地上の変化というのは物理的な立ち回りを変えるということだけにしか過ぎません。そもそも人間の純粋なアイデンティティは、この地上の社会基盤の元素転換に応じて変化するものではありません。価値の混乱というのは、相当振動の低い世界にまで自己を同一化してしまった結果起こる現象です。

さすがに風の時代になったら、本来の人間のアイデンティティが社会基盤にあるとは思ってはいけません。真実の自我というのは、地球上においてある時期が来たらころっと変わってしまう社会的価値とイコールにはならないのです。特定の元素の価値観で本来の自分自身のアイデンティティを閉じてはならないということです。でないと使い捨ての「もの」同然ということになります。木星と土星によるグレートコンジャンクションが風の元素の周期になったところで同じことです。木星と土星に自我を置いたところで本来の可能性はかなり閉じられたものになります。

こんなことをいったら、星占いとか占星術でいうところの「私は〜座」と思うこと自体がナンセンスということにもなります。ホロスコープの全体ないしは中心が自分自身であるということをほとんど忘れてしまうのです。地の時代的な限定的な枠の世界で閉じられた解釈の占星術ももう時代に合わなくなっていくでしょう。これは何についてもいえることですが、物事の捉え方、考え方の飛躍という意味で、認識の次元が変わる時代がやってきています。

国内では第8ハウスのパワー行きずぎの蠍座新月です。より深遠な価値や真実というものの洞察を深め、認識を改めるときということですね。

◉蠍座新月テーマのアファメーションヒーリング【セルフサウンドヒーリング

トランシットチャート(新月満月などの、今現在に天を移動している外的要因の変化を表すチャート)に沿って、自分自身の人生を動かしていくことは、実はとても重要なホロスコープワークとなります。

特に、この地球中心のジオセントリックチャートは、各自の過去(生)の人生に非常に関係してくるため、今生では、その過去の散々積み上げた経験を別の経験に動かしていく必要があります。

各自の人生において問題に見えることや、成長や経験を止めていることは、往々にして、バースチャートに書かれている古くなった生き方のパターンが起因していると言えたりします。

これは、地球と月の関係で成り立ちますが、ほとんどの人が、無意識に繰り返してしまう過去のパターンにはまり過ぎて生きていることで、ずっとそのテーマで悩みや問題を抱えたり、人生の展開が重苦しいものとして常に感じられたりします(問題のように思っていなくても、意識化されていない癖を繰り返していたりします)。その重く、足枷のように思えることを、新しい経験で再構築していく方向にアップデートしていかなければなりません。古くなった過去の自分の癖や習慣のパターンは、より良き人生のための経験や成果の可能性を閉ざすことにもなってしまいます。

これは、運気を鮮度の高い方向へ動かすということです。

それがトランシットチャートで人生を回していく経験であり、行き詰まっている人の場合、バースチャートへの囚われやこだわりを捨てて、全惑星への経験へ進んでいくスッテプが必要になっていきます。

そういった意味でも、新月や満月などの日々移り変わる宇宙のサイクルのテーマで、自分自身を同期させていくことは、自然な流れで新しく自己実現していく人生へと導かれていくことになります。

このアファメーションヒーリングは、そういった人生のより良き経験や成果への展開の流れをセッティングしていくものです。

人生の行き詰まりや、何か自分的に冴えない生き方だなとお悩みの方、そうでなくても日々の心身の自己養生といったことに、このアファメーションヒーリングを実践してみるとよいかもしれません。継続的に行うことで、人生の新しい展開が始まっていくことを体験することができるでしょう。

アファメーションヒーリングのご案内は、前回同様動画レクチャーで、改めて別記事で!

 

 note「水瓶座塾」にて、『地の時代から風の時代へ〜社会の生き方基準が大きく変わる〜』動画解説公開中。

・【Part 1】

・【Part 2】

【Part 3】終)

 

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