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2020-10-15

【天秤座新月スーパームーン】〜ありのままの自分らしさを受けつけ、その自分らしさを勇気を持って社会に広げていく時が、まさに「今だよ」というディスティニーのとき〜

2020.10.17 4:31 天秤座 新月〈スーパームーン

  • 2020.10.23:太陽-蠍座入り/上弦-水瓶座
  • 2020.10.28:水星・金星-天秤座入り
  • 2020.10.31:満月-牡牛座(2020年度 最小の満月)
  • 2020.11.4:水星-逆行終了(天秤座)
  • 2020.11.7:立冬(太陽蠍座15°-イーグルズゲート)
  • 2020.11.8:下弦-獅子座
  • 2020.11.11:水星-蠍座入り
  • 2020.11.14:火星-逆行終了
  • 2020.11.15:新月-蠍座

はい、天秤座新月です。

今年の新月の中では最も地球に近いということで、今回は近地点で迎えるスーパームーン新月となります。

現代文明人は視覚優位に生きがちなので、どうしても目に見えるスーパームーン満月だけを取り上げて気持ちを高揚させていきがちですが、それでは片輪の世界しかみませんということにもなってしまいます。作用の順序でいえば力の起点は目に見えないものであり、スーパームーン満月よりもスーパームーン新月を意識していくほうがよっぽど重要かもしれません。

そういった意味でも、今回は自分の無意識(深層にある魂の決断)をいかに粗末にせずに扱えるかといったことが、かなり重要なテーマとなっています。

今年の4月8日のスーパームーン満月は今回と同じく天秤座で起こりました。天秤座は広い意味での関係性であり、単純な男女関係だけではなく、社会関係性や雇用関係まで含めた多くの関係性の形を表します。さらにいえば、天秤座は新しい社会性の始まりを表すサインでもあります。

4月8日の天秤座スーパームーン満月では、前日の4月7日に緊急事態宣言が出され、特に社会サービスの供給側と消費者側の関係が著しく停滞したといえるでしょう。それによって雇用問題やコロナ離婚とまでいわれるような天秤座テーマがバンバン噴出してきたといえます。

満月は放出(噴出)の盛り上がりですが、新月は新しいサイクルの出現と創発です。

今回のスーパームーンも4月と同じ天秤座テーマということですが、今度は新月なので、新しいサイクルの出現と創発というかたちで対人関係やら社会関係やらのテーマが立ち上がります。そして、スーパームーンの強力な衝動の煽りを受けて、ここからの新しい社会性の自分を作り出すということの始まりにもなっていくということになります。

さらに今回のスーパームーン新月は、珍しくかなり運命的というか宿命的というか、自分の中の深層の自己の出現の時を告げているといったことで、バーテクス/アンチバーテクスという感受点が新月や要となっている天体と重なっているので、相当天からのメッセージ性の強い新月となっています。

普段の理性側の自己防衛思考が働きづらい水星逆行中だからこそのこの新月であり、ここで存分にありのままの自分に侵入されて、どんどん侵入されて、人によっては拒絶反応を起こすような事態になるぐらいがちょうどよくなります。

特に今回の新月タームとほとんど被ってくる水星逆行期間は、体調不良や肉体に症状が出てくることは歓迎できることになるかと思うので、ちゃんと肉体さんがお知らせ&警告してくれる場合はまだ正常反応でしょうから、そこで見える化されたところからのメッセージをしっかりと拾う必要があるでしょう。

▶︎天秤座新月スーパームーンのジオセントリックチャート(地球中心)

第1ハウス天秤座23度【サビアン天秤座24度:蝶の左側にある三番目の羽】の新月。第1ハウス天秤座新月と小惑星アストラエア、アンチバーテクスが合。第1ハウス天秤座新月に180度で第7ハウス牡羊座逆行火星・バーテクス・リリス。さらにその180度にTスクエアで第4ハウス山羊座冥王星・土星・木星。第1ハウス天秤座新月が第5ハウス水瓶座逆行セレスと第11ハウス獅子座ベスタの180度を調停。

この天秤座新月スーパームーンのテーマは、

  • 善し悪しの判断にかかわらず、自分のディスティニーを受けつける
  • 地の時代では影になっていた自分のリリス(本当の魅力)を受けつける
  • 本当の自己(地の時代のアイデンティティではない自己/ありのままの自分らしい自己)によって、これまでの限定されていた自我の枠が壊されてしまうことを受けつける
  • 社会環境の中でありのままの自分らしさが芽生えるために、人によっては環境がなかば強制的に変化することに巻き込まれることを受けつける
  • 無意識をオープンにしたところから、必然的な流れの中で変化する環境や役割に入っていくことを受けつける
  • 魂の本質がささやきかけてきたことに対して忠実に行動する
  • 自己のマクロな領域に関心を向けて、永遠のアイデンティティを目指そうとする新たな道徳心を目覚めさせる

といったようなことになっています。

この新月のサビアンの「蝶」というのは人の魂の部分であり、「左側」というのは開かれた受容性であり、それがなかば強制的な環境や使命や役割に対して働いていくため、表層的な人格にとっては異界の侵入がどんどんやってくることになります。

ここでは間違ったことを始めていくように見えても、魂の深層が目指す方向においては正しいということになります。

間違っていると判断しているのは地の時代の人格で、それは社会教育によって形成されてきた理性的な機械装置のような人格の部分が判断しているに過ぎません。社会的な機械としての人格のあり方と、生きた人間としての生体の動きには深刻なズレがあり、ここでは深層の感情面や精神面、心理面が、普段形成されてきた表層的な人格を脅かすほどに、各自の中に強く入り込んでくることになります。新月の反対側の牡羊座逆行火星・バーテクス・リリス、さらには山羊座の天体群によってその作用が強まります。

深層刺激という意味では蠍座水星逆行も手を貸しているので、これまでの表層人格の思考は働きづらく、普段の人格防衛のプロテクションが緩んでいる時でもあります。ということは、これは大チャンスで、ゴリゴリに固まった男性性(理性)を働かせている人も、ここでは無意識からの強い衝動によって良い意味でのグラつきが出てくるでしょう。

迷ったり浮き沈みが激しくなったりしますが、ここでは素直さと勇気さえあれば、内側の衝動に従うことができます。

この新月では、新月に重なってくるアンチバーテクスの影響で、個人のありのままの自分らしさの中にある、使命や役割を社会に広げていくことに運命的な設定が働いていくといえるでしょう。アダムとイブのストーリーになぞらえる世界秩序の男性性優位社会の慣習には収まらない、地の時代では悪とされてきたリリス(個人の始原的な象徴存在)が、各自の内面に対して強力な推進力を持って、なかば強制的に侵入してくるのです。

これらは新月の180度反対側から差し込んでくる牡羊座逆行火星・バーテクス・リリスの影響ですが、特に第7ハウス牡羊座逆行火星を単体でみれば、ありのままの自分らしさの挑戦意欲がピークとなっていて、外の環境に自分の意志を強く打ち込むことに怖いものなしの最強状態です。ただし、この火星の90度側にある、第4ハウス山羊座冥王星からの恐怖の強迫観念の地下的支配を振り払い、天上的な勇気のほうへ冥王星パワーを変換することができれば、この火星を怖いものなしの最大のメリットとして使うことができるでしょう。ここでは冥王星と火星の90度を、内なる勇気に対する巨大な活力としてパワーを引き出していくことが大事になってきます。

そして力強い火星に便乗して差し込まれてくるリリスですから、自分の影にずっと潜み、物質的な墓場に落ちなかった取りこぼしてきた自分(ありのままの自分)で、社会環境をグレードアップさせていこうという意欲がかなり刺激されてくることになります。さらにそれがバーテクスによってセッティングされることにもなるので、なかば運命的な社会環境設定に導かれることになるでしょう。

ただし、ここで知恵を働かせなければならないのですが、DC牡羊座逆行キロンのメッセージとして、ありのままの自分らしさを社会環境に広げていくことと、これまでの地の時代の社会的ステータスの関係や経済活動の領域とを、完全に二つに分けて自己表現していきなさいと教えてくれています。自分自身の生活を二つに分けて生きることも可能であるといった知恵を、しっかりと発揮していくことが重要だということになります。

ストレスを感じるかもしれませんが、キロンはこの対立概念のストレスによって、劇的なうねりの大きな人生の中で、生活全体が生き生きとしてくるということを伝えてくれています。

風の時代順応の訓練としては、限定された時空間存在への混同や癒着のアイデンティティから、多次元同時存在のアイデンティティを可能にする(異なるものを異なるもののまま扱う)ことなので、ここではしっかりと二つの相反する社会の生き方を押し合い引き合いの電位差刺激でもたらすことで、社会の生き方にダイナミックな振幅を作り出し、生命力を活性化させることが大事だということになります。

人間の生命進化の過程においても、ストレスによって発現してきた遺伝子によって生き長らえてきたという歴史があります。過剰なストレスは死をももたらしますが、死は同時に生でもあるので、生命の循環サイクルからみれば、ストレスは生命進化の過程に大いに貢献しているといえるでしょう。地球の肉(環境)の世界というのは極性相撲(プロレス)で成り立つので、そこをしっかり理解して、ここから改めて人生を進めていくということですね。

ということでは、トータルでみれば、ここで設定されてくる環境は、押したり引いたりできる、相反するアイデンティティが別々に同時存在する社会環境ということになっていくでしょう。これはある意味いいとこ取りの社会環境なので、可能であれば、地の時代と風の時代の社会環境や役割のメリットを、同時進行的に活かしていくとよいでしょう。

そういった意味では、第1ハウス天秤座新月と第7ハウス牡羊座逆行火星の180度にTスクエアでかかる第4ハウス山羊座冥王星・土星・木星は、勇気がいらないこれまでの地の時代の実生活も維持できるし、ディスティニーに託した、ありのままの自分らしさのアイデンティティを勇気を持って生き始めることの保護もちゃんとする、ということになっていきますね。

逆に、相反している社会の生き方のいいとこ取りの環境に強制力が出てきちゃうともいえるので、風の時代の自分らしさの社会環境や立場の設定がまだまだな場合は、地の時代の100%限定時空間自己の比重を正すような意味で、見た感じは社会活動の引き剝がしのようなことが人によっては起こってくるかもしれません。ここで片輪ではダメですよという意味ですね。

勇気を持ってありのままの自分らしさのアイデンティティを社会に広げていく場合は、山羊座の冥王星・土星・木星の働きとしては、各自の地球上、宇宙上のルーツである先祖、ファミリーが鉄壁の防衛体制でその環境を守ってくれるということでもあるので、ここから魂の本質がささやきかけてきたことに対しての行動に関しては、地球的、宇宙的先祖の保護を徹底的に信じることが大事になってきます。結局のところ、最大の障害となっているのは、自分の恐れ(冥王星)であるということですね。

この天秤座スーパームーン新月と重なるアンチバーテクスによって、なかば運命的なスタートを切るということが始まっていきます。アンチバーテクスのサビアン天秤座23度「おんどり」は、始まりの衝動を高めるスーパームーン新月に運命的なスタートを告げることになります。

「今だよ、今走りなさい」と、おんどりが鳴きました。ということでは、個人の特有のなかば運命的な役割や使命の時が告げられたということになります。

おんどりというのは太陽が昇る時に鳴きます。このディスティニーのスーパースタートを告げるおんどりは、ありのままの自分らしさを、ダイナミックな、社会的なものに広げていくことが、まさに「今だよ、今走るんだよ」ということとして、時を知らせていることになります。

このスタートを切ることによって、自己表現において遠慮するものが何一つなくなってくるという新たな自己尊重の意識の芽生えと、その個人の範囲の気楽さによって、人生行路の希望を見出せるといったことがスムーズに展開されてくることになるでしょう。

また、この第1ハウス天秤座新月と120度となっている第5ハウス水瓶座逆行セレスが相当ワイルドな力強さを示していて、社会の枠にとらわれないかたちのクリエイティブな潜在力の開花を大きく拡大する作用として、風の時代の自己実現を後押ししています。ここでは、自分自身の可能性を誰にも遠慮することなく開花させようという未発達段階の意志が芽生えてくるので、ゆっくりと自らの力を少しずつ広げていく試みを繰り返していくことが肝心でしょう。

ここでの水星逆行期間(本番にはならないお試し期間)というのはメリットとして使えるので、ある意味無礼講ですから、自分らしさのデモみたいに、自分らしさを社会に出す練習には持ってこいかもしれません。じゃんじゃんトライアンドエラーして、じゃんじゃん失敗できる期間ですね。11月4日に水星逆行は終わりますが、広く見積もって次の蠍座新月の11月15日までは、誰にも遠慮することない自分を出していくことの、トライアンドエラーの期間として使ってもいいかもしれませんね。

また、新月とセレスの120度の影響としては、この時期はなんとなく不安な時期でもあったりしますが、ここではほとんど友達がいなくなることのほうが好都合で、そのほうがよい判断ができるでしょう。

こういった変化のパターンの時に孤立するなというのは、逆に各自の首を絞めていくことでもあり、本当にシフトしていく可能性を閉ざすことになるともいえます。ありのままの自分らしさの社会環境を誕生させるといったこの時期は、孤立した生活の中で誰のことも心理的にあてにしないで、自分の可能性について真剣に考えて歩き出す時こういう時に人間は対人関係を都合よく使いたがり、孤立はよくないことと盲目的に自分に言い聞かせようとします。本当に必要な最小限の対人関係と孤立した時間が、各自の深層の魅力の可能性を引き出していくことになるでしょう。

ありのままの自分が感じていることや考えを、自分自身で本当に尊重できるまで、ありのままの自分らしさをしっかりと見つめていく必要があるでしょう。

ここでは、ありのままの自分の力を少しずつ社会に広げていくという試みに関して、「何にも配慮しない自由」ということを考えてみるとよいでしょう。

縛り上げの時代から徐々に解放されていきますね。

ありのままの自分らしさを受けつけ、その自分らしさを勇気を持って社会に広げていく時が、まさに「今だよ」というディスティニーの、スーパームーン新月です。

◉天秤座新月スーパームーンテーマのアファメーションヒーリング【セルフサウンドヒーリング

トランシットチャート(新月満月などの、今現在に天を移動している外的要因の変化を表すチャート)に沿って、自分自身の人生を動かしていくことは、実はとても重要なホロスコープワークとなります。

特に、この地球中心のジオセントリックチャートは、各自の過去(生)の人生に非常に関係してくるため、今生では、その過去の散々積み上げた経験を別の経験に動かしていく必要があります。

各自の人生において問題に見えることや、成長や経験を止めていることは、往々にして、バースチャートに書かれている古くなった生き方のパターンが起因していると言えたりします。

これは、地球と月の関係で成り立ちますが、ほとんどの人が、無意識に繰り返してしまう過去のパターンにはまり過ぎて生きていることで、ずっとそのテーマで悩みや問題を抱えたり、人生の展開が重苦しいものとして常に感じられたりします(問題のように思っていなくても、意識化されていない癖を繰り返していたりします)。その重く、足枷のように思えることを、新しい経験で再構築していく方向にアップデートしていかなければなりません。古くなった過去の自分の癖や習慣のパターンは、より良き人生のための経験や成果の可能性を閉ざすことにもなってしまいます。

これは、運気を鮮度の高い方向へ動かすということです。

それがトランシットチャートで人生を回していく経験であり、行き詰まっている人の場合、バースチャートへの囚われやこだわりを捨てて、全惑星への経験へ進んでいくスッテプが必要になっていきます。

そういった意味でも、新月や満月などの日々移り変わる宇宙のサイクルのテーマで、自分自身を同期させていくことは、自然な流れで新しく自己実現していく人生へと導かれていくことになります。

このアファメーションヒーリングは、そういった人生のより良き経験や成果への展開の流れをセッティングしていくものです。

人生の行き詰まりや、何か自分的に冴えない生き方だなとお悩みの方、そうでなくても日々の心身の自己養生といったことに、このアファメーションヒーリングを実践してみるとよいかもしれません。継続的に行うことで、人生の新しい展開が始まっていくことを体験することができるでしょう。

アファメーションヒーリングのご案内は、前回同様動画レクチャーで、改めて別記事で!

 

 note「水瓶座塾」にて、『地の時代から風の時代へ〜社会の生き方基準が大きく変わる〜』動画解説公開中。

・【Part 1】「水瓶座塾」地の時代から風の時代へ〜社会の生き方基準が大きく変わる〜
https://youtu.be/KkdShXMXBEA

・【Part 2】「水瓶座塾」地の時代から風の時代へ〜社会の生き方基準が大きく変わる〜
https://youtu.be/0ntaL_ZY5uU

【Part 3】終)「水瓶座塾」地の時代から風の時代へ〜社会の生き方基準が大きく変わる〜
https://youtu.be/ELy7FFJTPko

 

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