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2020-09-15

【乙女座新月】〜社会の部品として、地の時代のイデオロギーに仕え、堪能しているが、果たして畏敬の念を持ち、神の部品、宇宙の部品となることを求めるのか?〜

2020.9.17 20:00 乙女座 新月

  • 2020.9.22:秋分(太陽黄経180°/太陽-天秤座入り)
  • 2020.9.24:上弦-山羊座
  • 2020.9.27:水星-蠍座入り
  • 2020.9.29:土星-逆行終了
  • 2020.10.2:満月-牡羊座
  • 2020.10.3:金星-乙女座入り
  • 2020.10.4:冥王星-逆行終了
  • 2020.10.10:下弦-蟹座
  • 2020.10.14:水星-逆行開始(蠍座)
  • 2020.10.17:新月-天秤座(スーパームーン新月)

さて、乙女座新月がやってきましたが、現在、地の時代の絶賛カタルシス中なこともあり、ずっと安らげていた地の時代の感覚の世界に浸りきるといったかたちで、楽しくも悲しい人生の吐き出し期間(一地球時代の総決算)を絶賛堪能中といったことろでしょうか。

現実的には、とりあえず地の時代イデオロギーに沿って、今までの社会生活アイデンティティを保つことに力を注いでいるということが一般的かもしれません。

地の時代は、地の時代のイデオロギーの社会の部品として生きることが賞賛に値し、それによって承認と手柄を得る人生であり、同時に名誉と成功というものが得られ、その時代性の限られた時間と空間の自我が私なんだ!、これが私なんだ!と思い込んでいく(閉じ込めていく)生き方がスタンダードでした。

そのレールを決めていたのがすべて土星であるともいえますが、土星は良い意味でも悪い意味でも差別化をしていく天体です。

それは人の優劣を決めてしまうということですが、およそ200年間の地の時代基準をもたらした土星は、固形物(肉体や資産)の種類や見た目による価値が違うということで、人の優劣を決めてきました。まずは、社会(=土星)というのは、そういう世界であるという認識を素直に持つことが大切でしょう。

土星のシビアさというのは、差別化をもたらし、人の優劣を決めてしまいます。なので、たとえば肌の色が違う(固形物の種類が違う)だけで人種差別をするというのは地の時代では当然中の当然で、さらに地の時代のコンセンサス意識に強く取り込まれている人は、大概そういう考え方にならざるを得ません。

人類一人ひとりが土星を俯瞰できる天王星意識に移行することで、人種差別という問題は根本的になくなりますが、風の時代では、まずは土星が風の元素に設定を変えることで、人の優劣を決めていくといった差別化の基準がこれまでとは変わり、今までのような固形物によって人種差別をしている人がかなり社会的に劣性となってしまい、逆に差別されていく時代になるでしょう。

天王星意識(≒全惑星意識)では時代性に関係なく普遍的な人類愛を持つことができますが、今後は土星という優劣の基準においても、風の元素になるため、人道的でないものは差別される対象になっていくということになります。これが、土星が良くも悪くも差別化をしていくという作用です。

2020年12月に起こる風の元素でのグレートコンジャンクションによって、土星がおよそ200年期分の世間一般の価値を変えてしまうということは、かなり大きな社会変化として出てくることになります。

2020年12月19日に土星と木星が水瓶座でグレートコンジャンクションし、そこから200年間の風の元素がまとう社会的な時代背景は、もう固形物のふちである肩書きや、地の時代の教育で躾けられた考え方基準によるもので、人間の価値の優劣や上下関係を決める時代ではなくなってしまいます。また、ただ固形物(資産)をたくさん所有しているからというだけでも、社会的には優性ではなくなってしまうでしょう。

風の時代は、知恵があるかどうか、人道的であるかどうかの基準で差別化され、それによって社会的価値の優劣と上下関係が決まっていくといった流れに移っていきます。これはもはや、知恵を持たない者は資産があっても転落する時代ということになってきてしまうということです。もうそういった気配がじわじわ漂い始めているでしょう。

昔の地球人は知恵しかなかったともいわれますが、今の地球人は知恵こそ失ってしまったともいえるかもしれません。まず自分で考え選択することを本当にしなくなりましたし、そもそも思考過多というよりも思考停止の時代が現在の時代です。

たとえば親や世間や古い教育のコンセンサスに浸透しきっている場合は、それに散々融合した感情が自動運動を開始し、習慣になり、その感情が脳で思考をつくりだし、結果、そもそも本来の自分ではないアイデンティティの思考をぐるぐると巡らせることになってしまいます。これは自律的な思考を抑圧した結果の思考停止と変わりません。

2020年12月から風の時代が始まり、この知恵を持つ者、持たない者の分かれ目的な象徴となる一つの節目となっている時節が、2025年7月の天王星とセドナの双子座でのコンジャンクションかなと思います。これは双子座ダブルボディードサインという意味でも、バイオハザード人間みたいな存在と、自律的な思考を選択し獲得した知恵を持った人間といったことに分かれていくといったような感じです。

ここで特徴的なのは、経済分野でも今後、中間層がいなくなるともいわれていますが、それと似通ったことで、完全に受動的な限りなく機械的生物としての人間なのか、意識の冴えを持つ知恵を持った人間なのかみたいな、脳(思考)の働きというフォーカスで見ても、比較的極端なタイプの違いといった事象として見えてきそうです。

このあたりで表立ってくる事象化には、何らかのことに対する理解力(双子座)からの選択(双子座)が関わってくるかと思いますが、ここでは「脳(思考)の働き方」といったことで、このタイムラインの人類の明確なタイプの違いをみることになるでしょう。シュタイナーの12感覚的にいえば、人間は思考(牡牛座)にあるものしか視覚化(乙女座)できないということでもあるので、もはやその時の思考による選択が各自の真実(現実)でもあり、多くの人がそこで考え方の違う他者を認識するということはほぼ不可能であるともいえるでしょう。

また、各自の状況においては、いま一番辛くなっている人だったり、すごく不幸感を味わいながら生きている人といったことの共通点は、「自分が選んでいない」という考え方を持っている人だともいわれています。やらされている、強制されている、と思っている人は、とってもいま生きづらいし、いままでもこれからも、より増して生きづらくなることでしょう。この国の法律的には、他国に比べそんなにも国民への強制力がないようなのですが、社会がパニックになると、人々の同調圧力のほうが凄まじい強制力を持っていきます。

この意識状態下に置かれるということは、まさに土星の牢獄の生き方であり、その檻の枠組み内の共同体方針によって、勝手に運命が決まってしまうことにもなります。そして、それが理性的に見て良かろうが悪かろうがそんなものは関係なくなります。これは天皇陛下バンザーイといって、鉄の塊に猛スピードで突っ込んでいくことと何ら変わらない心理構造ということになります。本当は全然選択できるのに、自分でそうしちゃうのです。

とにかく、誰しも今後何十年と中途半端に取り繕って生きなくても、考えの選択の時(それが自分の運命を左右すると思っていなくても)が社会生活上で自然に訪れることでしょう。

まずは天王星とパラス・アテナが開発されることが急務ですが、基本的にはこれからは、「いつもの自分なら考えない思考」「いつもの自分なら取らない行動」をとっていかないと、風の時代の生き方基準にははまっていかないので、ある意味では、なるべく早いところ自己崩壊(決意)を済ませて、およそ200年分溜め込んだ価値観や常識、信念体系を捨てるところから始めないといけません。(この取り組み方はいろんなアプローチやステップがあるかと思いますが、とりあえずこちらでは、ご案内しているアファメーションヒーリングをコツコツやってみることをおすすめします)

▶︎乙女座新月のジオセントリックチャート(地球中心)

第5ハウス乙女座25度【サビアン乙女座26度:香炉を持つ少年】の新月。第5ハウス乙女座新月は第11ハウス魚座逆行海王星と180度。第5ハウス乙女座新月と第11ハウス魚座逆行海王星の180度に第9ハウス山羊座逆行冥王星・逆行土星・木星が調停。第5ハウス乙女座新月に第12ハウス牡羊座逆行火星が150度。第5ハウス乙女座新月に第1ハウス牡牛座逆行セドナが120度。

このタイミングでは、社会が押しつける価値観によって人を見たり日常を送ることで、自己防衛することを堪能しているかもしれません。サビアン乙女26度の堪能ということでは、THE・木を見て森を見ずのジャッジ合戦(自己防衛)を堪能しているといったことが俗世の世界といったところでしょうか。その場合は、感情的にも思考的にも精神的にも、より地の時代の極みの日々を送ることになるでしょう。

ちなみに余談ですが、春分点魚座の時代の終焉は、対極の乙女座的な要素で滅びますので、風の時代の200年期にそれが訪れるかと思いますが、それは往々にして THE・木を見て森を見ず滅び となるかと思っています。日本人はかなりその部分を持っていますね。潔癖のシャドウ面でやられる。

ここで地の時代のイデオロギーに従順になっていれば、第三の目が見ているビジョンは、地の時代で描いていた強い安定志向と守りが基調の人生観となります。ただしここでは、その単調で倦怠な生活によって、無味乾燥に苦しめられることにもなるでしょう。

今回の新月では、第9ハウスの山羊座逆行冥王星がポイントとなり、冥王星は根源的な欲求を二重支配しているので、この欲求が、過去のやり方の現状維持にとりつかれたように集中していく方向に出る人もいれば、社会的な未知のステージへと挑戦することに変革意識が高まっていく方向に出る人もいるといった具合です。という意味では、この新月の作用は冥王星の影響が各自でどっちに働いているかで全然違ってきます。

9月13日に木星が順行になりましたが、すぐそばには冥王星があり、結局は一番支配力を持っている冥王星のどちらの欲求に支配されているかで、これからの発展を見据えるやり方やビジョンも旧態依然なのか未知コースなのかといったことで分かれます。また、どちらも混在する現在の経過を冷静に見つめられている人もいるかもしれません。

この新月は、180度側の海王星、120度側の冥王星、セドナとアスペクトしているので、無意識の作用がだいぶ働いてくることになります。たとえば先ほど言ったような「自分が選んでいない」と思い続けていく人生の場合は、これらの天体の作用は、不安と恐怖、自分を欺く、容赦のない苦しみを与えるといったことになりやすいです。「自分が選択する」「自分が選択できる」と人生を歩む場合は、これらの天体は現実をより良いかたちへシフトしていけるパワーを与えてくれます。

もしここで、いまやこれまでの時代の社会の中で与えられた役割に安住することは、甘えでしかないと感じているならば、この新月で働く力は、本当の人間性を求めて、ただの社会の部品であることを放棄し、これからは神の部品、宇宙の部品になろうとする力が働いてくるでしょう。そういう感覚でここからの世界を生きていこうとするということです。

そのためには、今まで信じていたものがシフトし、今まで信頼していたものが変わり、これから社会で向かっていく方向の転換が起こっていくときとなります。木星も順行になったことですし、いろんな意味で人生の意義というのが新しく更新された中で、この新月から始まる、神の部品、宇宙の部品となっていく個のクリエイションがスタートしていきます。

そうなってくると、新月の180度側の第11ハウス魚座逆行海王星は、未来に対して細々気にしている不安の中で、自分を欺いた霧がかかる世界へ盲目的な希望を抱かせてここからのスタートを導くのではなくて、自分の真実の心が共鳴していく仲間や家族や身内との絆の融合を推し進めるというかたちで、この新月のスタートを導いていくことになるでしょう。

この魚座海王星の使い方がかなりキーポイントですが、実際、細々気にしていることを思い切って捨て去ってしまえば、考え通りになっていくことになります。この考え通りというのは、必要なもの(人・事)はやってくるし、必要でないもの(人・事)はやってこないという考えの事で、それは未来への完全なサレンダーのことです。それは、これからもこの先も、必要な縁があるなら必ず出会うだろうという完全な放任主義という事でもあります。ここでの新たなスタートは、まずはそんなレベルまで、思考も感情も緩めちゃう、楽になっちゃうことが大事になってくるでしょう。まだ掴んで離そうとしないものが多すぎるということですね。

この新月では、いざここで何かスタートといったときに、周囲にどう見られるかとか、周囲の期待に応えなくてはならないとか、そういったことによる人間関係の問題や、裏切りや悲しみによる愛情問題や感情の問題も浮き彫りになってくるかもしれません。ここで自縄自縛に陥ることが吉と出るか凶と出るかは選択とサレンダーのレベルによって違ってきます。

ここで表の社会活動には見えないかたちでも、「もう自分のしたいようにする」、「周囲の期待に応えなくてはならないという気持ちを捨て、真の目的の実行のために行動していく」ということを選び、単調で倦怠な日々の中においても、それを自分の芸術活動や創作活動のような感じで捉えて、なるべく楽しみながらうまく工夫してやっていければ、ここでは風の時代につながっていく神の部品、宇宙の部品としての歩み出しといった時を迎えることになるでしょう。

オリエンタルランドの例じゃないですが、このタイミングで、裏切りや悲しみきっかけで、漠然とした人生の新しい目標や計画のスタートを切ることになる人もいることでしょう。ただしそれは、ここから新しい生活や関係を作ることへと自己脱皮をしていくといった、大きな決心をする時でもあるといえます。

  • 単調で倦怠な生活の中でも、片や工夫しながらもう自分のしたいようにする(乙女座新月-150°-牡羊座逆行火星)
  • 周囲にどう見られるか、周囲の期待にに応えなくてはならないという気持ちを捨てて、真の目的の実行のために行動していく(乙女座新月-150°-牡羊座逆行火星/乙女座新月-180°-魚座逆行海王星)
  • 細々気にしていることを思い切って捨て去る(乙女座新月-180°-魚座逆行海王星)
  • 自分のしたいようにしつつ、必要なもの(人・事)はやってくるし、必要でないもの(人・事)はやってこないというという風に、完全にサレンダー(放任主義)する(乙女座新月-180°-魚座逆行海王星/乙女座新月-150°-牡羊座逆行火星)
  • 今まで信じていたものをやめて、今まで信頼していたものもやめて、これから社会で向かっていく方向も変更していく(乙女座新月-120°-山羊座逆行土星・逆行冥王星・木星)

こういったかたちで、乙女座のしっかりと捨てるものは捨てるという整理整頓パワーをこの始まりの新月で発揮していければ、ここから神の部品、宇宙の部品となれる新しい完成形へと導かれる、風の時代基準の自己実現が始まっていくことになるでしょう。

これまでの多くの慣習や教えや信仰は、各自を神の部品、宇宙の部品へ導くことはできないでしょう。下を向いた太陽を信仰している世界では、ローカルな箱(牢獄の苦しみ)からは外に出ることができません。恒星太陽がシャドウ化された下を向いた太陽が上限の世界は間もなく終わりを告げていきます。すべての分野、業界において価値観のシフトが起こっていますね。秋分もまもなくですし、そろそろまた一つの大きな切り替え時かもしれません。

シュタイナーは高次な領域のもの(ここでは自分に降りてくる新しい人生の指針)を受け止める受け皿として、まずは畏敬の念を抱くことが大切だといいました。この新月では、まずは敬虔(第8チャクラ)な気持ちを持ち、上から降りてくる恩恵を受け止めてみてから、新たな部品として再スタートしていくといったことを始めていくときでしょう。

◉乙女座新月テーマのアファメーションヒーリング【セルフサウンドヒーリング

トランシットチャート(新月満月などの、今現在に天を移動している外的要因の変化を表すチャート)に沿って、自分自身の人生を動かしていくことは、実はとても重要なホロスコープワークとなります。

特に、この地球中心のジオセントリックチャートは、各自の過去(生)の人生に非常に関係してくるため、今生では、その過去の散々積み上げた経験を別の経験に動かしていく必要があります。

各自の人生において問題に見えることや、成長や経験を止めていることは、往々にして、バースチャートに書かれている古くなった生き方のパターンが起因していると言えたりします。

これは、地球と月の関係で成り立ちますが、ほとんどの人が、無意識に繰り返してしまう過去のパターンにはまり過ぎて生きていることで、ずっとそのテーマで悩みや問題を抱えたり、人生の展開が重苦しいものとして常に感じられたりします(問題のように思っていなくても、意識化されていない癖を繰り返していたりします)。その重く、足枷のように思えることを、新しい経験で再構築していく方向にアップデートしていかなければなりません。古くなった過去の自分の癖や習慣のパターンは、より良き人生のための経験や成果の可能性を閉ざすことにもなってしまいます。

これは、運気を鮮度の高い方向へ動かすということです。

それがトランシットチャートで人生を回していく経験であり、行き詰まっている人の場合、バースチャートへの囚われやこだわりを捨てて、全惑星への経験へ進んでいくスッテプが必要になっていきます。

そういった意味でも、新月や満月などの日々移り変わる宇宙のサイクルのテーマで、自分自身を同期させていくことは、自然な流れで新しく自己実現していく人生へと導かれていくことになります。

このアファメーションヒーリングは、そういった人生のより良き経験や成果への展開の流れをセッティングしていくものです。

人生の行き詰まりや、何か自分的に冴えない生き方だなとお悩みの方、そうでなくても日々の心身の自己養生といったことに、このアファメーションヒーリングを実践してみるとよいかもしれません。継続的に行うことで、人生の新しい展開が始まっていくことを体験することができるでしょう。

アファメーションヒーリングのご案内は、前回同様動画レクチャーで、改めて別記事で!

 

 note「水瓶座塾」にて、『地の時代から風の時代へ〜社会の生き方基準が大きく変わる〜』動画解説公開中。

・【Part 1】「水瓶座塾」地の時代から風の時代へ〜社会の生き方基準が大きく変わる〜
https://youtu.be/KkdShXMXBEA

・【Part 2】「水瓶座塾」地の時代から風の時代へ〜社会の生き方基準が大きく変わる〜
https://youtu.be/0ntaL_ZY5uU

【Part 3】終)「水瓶座塾」地の時代から風の時代へ〜社会の生き方基準が大きく変わる〜
https://youtu.be/ELy7FFJTPko

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