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2020-08-06

【2020立秋-ライオンズゲート】〜無気力感を補う創造のポイントは、これまでのやり方で手柄を得ることでなく、散々無力化されてきた歪められた美徳を再帰させること〜

2020.8.7 10:06 立秋(太陽黄経135度/サイン獅子15度)

  • 2020.8.8:金星-蟹座入り
  • 2020.8.12:下弦-牡牛座
  • 2020.8.15:天王星-逆行開始
  • 2020.8.19:新月-獅子座
  • 2020.8.20:水星-乙女座入り
  • 2020.8.23:太陽-乙女座入り
  • 2020.8.26:上弦-射手座
  • 2020.9.2:満月-魚座

8月7日は二十四節気の一つ、【立秋】です。

今年はようやく梅雨が明けたと思ったところで、体感的にはこれから夏という感じですが、暦の上ではもう秋が立ちます。

立秋は、初めて秋の気配が現れてくるころで、この日が暑さの頂点となり、翌日からの暑さを「残暑」と呼びます。ただし、実際的にはここからの残暑のほうが厳しくて、1年で最も気温が高くなる時期が始まります。立春(2月4日)から半年が経過して、この立秋(8月7日)から立冬(11月7日)の前日までが、暦上では「秋」となります。

陰陽五行論では、この立秋を含む、四立(立夏・立秋・立冬・立春)の直前までの約18日間が土用の期間で、直近ですと、7月19日から夏土用入りして、立秋前日の8月6日が土用明け(節分)ということでした。土用に鰻を食べる習慣は平賀源内が考案したと言われていますが、これは江戸時代からの習慣ですね。

この土用の期間は、五行論の元素で言うところの「土」の期間だったので、人間の体の器官で言うところの胃や脾臓・膵臓、もっと言えば神経系や細胞代謝とかかわる期間でした。この土用の期間、何かそのあたりの変調を感じられた人もいたかもしれません。食べれないとか逆に食べ過ぎるとかね。

体の変調がなくても、この土用期間は、「思い悩み」「憂うつ」「不安」といったことの感情を感じやすかった時期です。だから精の付く鰻でも食べて(胃で消化させて)元気を補おうとする習慣は、養生的な意味でも的を得ているのかもしれません。

これを西洋占星術で結びつけると、胃は月で、月は心配。脾臓は土星で、土星は落胆・臆病。
土星は逆行中で、月は常に心配を抱えるもの。時代も時代なので、この期間で取り越し苦労やら神経症やらといった、そんな思い悩みや憂うつ、不安や心配感情を抱えた人たちも多かったかもしれません。五行論の土の元素は、そういったサバイバルエモーションと関係します。

五行論では土の元素を真中に配するかたちで考えられてもいて、各季節の巡りは、季節が立ち上がる前に必ずこの土の元素に戻ってきます。
地球中心のジオセントリックでは、事実上は月〜土星の世界(物質境界線の世界)で成り立っているので、それは土の元素を中心にしてアンカリングしている五行論の世界観としても見ることができます。

また五行論は、一般的には五角形の元素配置で表されますが、いわゆる五角形というのは居座っている状態を表し、それは月〜土星の世界観(物質境界線の世界)に着地して、居座っている状態とも言えます。五角形は、幾何学で言えば正十二面体(中は五角形)で、それは地球と火星の間に投射された意識です。五角形のメリットと言えば独立性ですが、デメリットで言えば閉鎖的で防衛的となります。現在は新しい五角形にいく最中といったところですが、それはタロットで言うところの、新しい「21:世界」への生まれ変わりの物語、変身物語と言えます。

ただしそれには三角形が必要で、五角形の中心から三角形の辺で移動すると、次なる五角形に行くことができます。幾何学で言えば、正二十面体(中は三角形)への移行が必要なときと言えます。正二十面体は、地球と金星の間に投射された意識です。この地球と金星間の正二十面体と、地球と火星間の正十二面体は相対関係にあります。ということは、一度「金星」側に移動してからの、「火星」側で生まれ変わる、というステップを踏んでいく必要があると考えることができます。

そのために、内側から感じる幸福感や、感受性や美徳(金星側)へ一回回帰して、それを持ち込んで、独立性(火星側)をもたらす、ということが、いまの各自の変容の過程で起こっていることと言えるでしょう。水瓶座満月時もそうでしたが、今回の立秋チャートにも一貫してそのテーマが表れています。

それというのも、五行論の土の元素のアンカー、いわゆる月〜土星軸の世界観(物質境界線の世界)がこれから変わるからです。五行論的に言えばNEW土の元素になるということになりますが、それが占星術的に言えば、風の時代の新基盤ということです。それを一霊四魂とみるならば、全惑星を従えたメンタル体の恒星太陽がティファレトとなり、風の時代の五角形(グレードアップした陰陽五行)が生まれてくると考えられます。これが人間に取り込まれたかたちで言うと、平和や愛、知恵をもとにした黄金ビーングの状態をもつ人間が誕生してきます。

地の時代では、人の中心軸としてみたハートチャクラは、心配や不安、恐れの感情を基にし、それは太陽ではなく、月の意識だったとも言えるでしょう。月の意識の心臓であったということです。グルジェフ的に言うH96月意識がハートチャクラにきていたとも言えるでしょう。

風の時代の中心軸は、平和を中心に宿したハートチャクラであり、それは戦い(手柄)ではない、全惑星で包まれたハートチャクラです。その上部のチャクラは恒星太陽ないし、それ以上によるもので統合されることになります。なので、占星術的な人間の心臓=太陽という視点でみるところの中心軸は、光が閉ざされてしまった太陽ではなく、恒星存在として光り輝く、本当の太陽になるということです。

そうなるとこの変化は、これまでの地の時代の興味とか情熱とか、意識を向けていたものへの感情の高揚が鎮まっていく、ということが始まっていって、そこから、「飽きる」「絶望する」「もうこの世界にいてもしょうがない」といった状態によって、各自の金星側(美徳側)への意識の移動が始まっていくことになります。今回の立秋のチャートもそんな感じで、キャリアやこれまでの社会生活において、急に糸が切れたように、今までの行為や社会生活に意味を感じなくなる人も出てくるでしょう。

ただ、今現在は、もう既に本心では飽きているけど、なんとか飽きないようにしているとか、まだ抵抗したくて自分に飽きているなんて思わせないとか、見えない希望にまだ絶望していないとか、絶望したくない!とか、とにかく既存生活.. 既存生活.. 既存生活.. とか、たくさんの五角形意識が居座りの主張をしていることかと思います。

▶︎2020立秋のジオセントリックチャート(地球中心)

占星術の世界では、春分や秋分、夏至や冬至の分点至点の他に、とても重要視されているポイントがあり、それが東洋の暦では四立(しりゅう:立春・立夏・立秋・立冬)という節気のポイントとなります。

四立と占星術的な重要度の絡みは、下記の前半の記事をお読みください▼

蠍座15度 立冬イーグルズゲートからのステージアップへの聖なる創造のサイクル..

今回の立秋のポイントは「ライオンズゲート」のポイントとなり、天上の聖なる創造の力が地上に降りてくるときと言われています。このライオンズゲートは、ホロスコープでいえば「獅子座15.00度」のポイントになります。

「21:世界」のタロット上で考えると、 天使(水瓶座)- 獅子(獅子座)の対向直線での力の働きかけが、獅子側で卵の殻が割られ、地上に創造が顕現化するといったイメージです。

ヘリオセントリック的に水瓶座(天使)側からの創造の光線の下降が入り込んできて、ジオセントリック的に地上の感覚世界に顕現してくるのが、獅子座的な経験となります。

この地上の獅子座15度で入り込んでくる力は、これまで自己保存していた各自の主張や表現をある意味へし折っていきますが、それはとても天上的な意味での、天使(水瓶座)的な影響が色濃く入り込んでくるものとなります。

各自においても、この天上的な創造力を、ここからのタイミングで地上に現していくときとなります。

ただし、現在の星々の流れでは、一時代の情緒のゆるやかなカタルシスを行っているとお伝えしています。それはずっと安らげていた地の時代の感覚の世界に浸りきるというかたちで具現化されていることですが、この立秋では、ICの山羊座天体群が示す通り、楽しくも悲しい240年期分のカタルシスを根っから遂行中といったところかもしれません。

特に、生活基盤となる第4ハウスの山羊座逆行土星・逆行冥王星に、第8ハウスの牡牛座セドナとパート・オブ・フォーチュンが120度、第6ハウスの魚座月・海王星に60度ですから、現在の生活や仕事、組織内で、安定した自己保存に対して猛進する場合は、露骨に言えば、ほとんどが犠牲や恐れによるもので確保されていると言えます。

ただしここに、地上生活に対する命がけのような大きな決断が下されて、その歩みに着々と舵を切っていくようなことがあれば、地上生活を根本的に覆していける方向へと幸運が訪ずれることになるとも言えるでしょう。

パート・オブ・フォーチュンの生活や自己保存の幸運とは反対に、魂や精神が求めているものという意味でのパート・オブ・スピリットは、第5ハウス魚座逆行セレスと重なり、第7ハウス牡牛座天王星と60度です。各自の未発達な感性や繊細な感受性を引き出して、それに独立性をもたらして表現していくことが、魂の望みでもあります。セレスは再生と豊かさの象徴ですから、新しい時代の豊かさのテーマはこのポイントにあると言えるでしょう。

第10ハウス獅子座15度ライオンズゲートの太陽は、アセンダント天秤座ジュノーと60度。第7ハウス牡牛座天王星と90度。DC牡羊座火星と120度。第6ハウス牡羊座逆行キロンと120度です。天王星による、社会性や対人関係に対する変化の刺激が半端じゃないですが、エゴを普遍化して、自分にインスピレーションを許してあげれるか、こんなことやってはダメなんだ!という思考を壊せるか、といったことが、各自のここからの創造的な社会的立場の達成に鍵となっていくでしょう。

ただしここでは、いざ自分らしさで仕事をしていこうと思ったとき、自分なりのアイデアや見解を勇気を持って発表し、大胆さを持って行動していくことに対する苦手意識が出てくるかもしれません。

だとしても、さすがの立秋ライオンズゲート獅子座太陽の創造の高揚感ですから、嫌だから、苦手だからって、すぐに諦めさせることはしません。それは牡羊座の火星が握っていて、DCの牡羊座火星は、働く力がみなぎっています。勇気と思い切りの戦闘状態にロックオンすることができるでしょう。ここからは、うまくいくならいく、駄目なら駄目と割り切って前進していくことがよいでしょう。

ちなみに、気をつけてほしいのが、この戦闘状態というのは、地の時代の自己実現のやり方を繰り返し行うといったものではありません。自分に偽りの鎧をつけた戦闘状態ではありませんので注意してください。

この、戦闘状態モードに火をつけている火星(マルス)のやる気の因子となっているものは、アセンダントに荘厳な姿でやってきた女王ジュノー(ユノー)です。このタイミングでアセンダントに現れた、神の女王、天秤座ジュノーは、いかにもジュノーの、ジュノーのための、ジュノーによる、時(AC)を始めろといった具合で、ジュノーらしく〝忠告〟を告げにやってきたとも言えます。

ジュノーは別名、ユーノー・モネータ(Juno Moneta)。〝忠告(Moneta)のユーノー〟です。
私的には、この女王としての女神の忠告は聞いておいたほうがいいです。と言わせていただきます。

神話の中でもある通り、この女神の復讐は怖いです。これは各自の中の女性性側からの復讐は本当に怖いということをお伝えしておきます。ジュノーは女性の守護神であるため月とも関係があり、アルテミスの神話キャラクターにも相似してきます。別に怖がらせるわけではないのですが、彼女は〝忠告〟しているのです。

ここでは、何か対人関係や問題について果てしなく考え抜いた先に、社会の本流ではない自分の美徳を表現して、戦闘(やる気)状態モードに入ることを示しています。まずそれが、このライオンズゲートからの創造の要です。(AC天秤座ジュノー・DC牡羊座火星・第10ハウス獅子座太陽で調停)

ジュノー(ユーノー)は、花の女神フローラからもらった魔法の花に触れて妊娠し、戦いの神マルスを単独で産みました。このAC天秤座ジュノーとDC牡羊座火星の配置は、ジュノーの美の創造のイニシエーションとも言えるでしょう。美しい体躯に恵まれたマルス(火星)は、母親のジュノー(ユーノー)譲りかもしれませんね。

  • ジュノーは女性性の美を高めます。
  • ジュノーは女性的技術(感受性や感性の技術)における創造の才能を示します。
  • ジュノーは力のないものの象徴であり、少数派のために、女性(性)の権利のために立ち上がります。

ぜひ、各自の美徳に権威を取り戻し、品位ある感受性に力を取り戻し、そこに独立性を与えてみてください。ガムテープでぐるぐる巻きにして、助手席に黙らせていた各自のジェンダーを生き返らせましょう。己という車を運転する運転手は交代するのです。

風の時代の人格、成功はまったく違うものになります。

私たちは、歴史の過渡期にあるという認識において、新たに起きている問題は、それらが単に新しいがために、伝統的な惑星では十分に説明ができません。そのために小惑星が必要なのです。

過去の限られたやり方で問題に対処していては、今現在の多くの次元ではうまくいきません。女性の性と男性の性のバランスの問題は、現在の多くの人にとって大切なことであり、それは、個人的、社会的な問題の両方に変革をもたらします。

彼女たちは、「水瓶座(風の時代)」の全人類のバランスと平等の理想に入っていく、「橋を超えてきた使者」、「変容の代理人」です。

どうか、彼女たちを救ってあげてください。

無気力感を補う創造のポイントは、これまでのやり方で手柄を得ることでなく、散々無力化されてきた、歪められた美徳を再帰させることです。

そんな立秋、ライオンズゲートです。

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また、8.19の獅子座新月までの間は、8.4の水瓶座満月のタームでもありますので、今回の立秋ライオンズゲートとも類似するテーマとなる、水瓶座満月時のセルフサウンドヒーリング(アファメーションヒーリング)を実施してみるのもおすすめします。

そちらはnoteの記事にて、
【浄化・手放し・再構築のセルフサウンドヒーリング(浄化・手放し・再構築のアファメーションヒーリング)】⬇︎

【創造のセルフサウンドヒーリング(創造のアファメーションヒーリング)】⬇︎

 

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