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2020-07-03

【山羊座満月⚫️半影月食】〜既に意義が空っぽで形骸化してしまっているこれまでの社会成功や地位の考え方、思考を捨てよということ〜

2020.7.5 13:44 山羊座 満月【半影月食(日本では見られない)

  • 2020.7.12:水星-逆行終了
  • 2020.7.13:下弦-牡羊座(2020年度最小)
  • 2020.7.21:新月-蟹座
  • 2020.7.22:太陽-獅子座入り
  • 2020.7.27:上弦-蠍座
  • 2020.8.4:満月-水瓶座
  • 2020.8.5:水星-獅子座入り
  • 2020.8.7:立秋-ライオンズゲート
  • 2020.8.8:金星-蟹座入り
  • 2020.8.12:下弦-牡牛座
  • 2020.8.15:天王星-逆行開始
  • 2020.8.19:新月-獅子座

はい、夏至以降の流れからいかがお過ごしでしょうか。

現在、ジオセントリック(地球中心)的に見ると、いくつかの天体の逆行もバンバン効いてきていると思うので、いろいろと調整やら修正やら改善やら変更やら引き戻しやら出戻りやら思い出しやら復活やら..といったことが起きているかもしれません。

ただ、夏至(同日の蟹座日食新月)タイミングが、地球時間の改めての大きな開始のフラグでしたので、それに沿っていろいろと各自の変化は起こっているかと思います。

少し振り返りになりますが、夏至テーマのアクティベート以降から7.5山羊座月食満月前後でも、またなかなかの星々の煽りも強めなので、その辺の時系列も含めて満月解説していきますね。

・2020.6.28:2020年度最大上弦(天秤座)/火星-牡羊座入り

夏至の1週間後に2020年度最大上弦を迎えましたが、これは2020年度の1月〜12月までのカレンダー上で最大の物理的な「行動の危機」であり、その最大の物理的な行動の危機から「新しい仕組み(構造)を造る」というタイミングでした。この日、ちょうど火星も牡羊座(第7ハウス)に入宮したので、新たな新規の社会性や社会環境の始まりを推し進めていたことになります。なので、新規の環境で新規の対人関係の始まりということに、しっかりと実際的な行動が伴って足を踏み出すといった感じでした。水のサインの水星逆行や海王星逆行にあまり影響を受けていなければ、人によっては何らかの新規の環境や対人に向かっての、大きな動き出しが始まったことかと思います。

基本的には、夏至テーマの「過去の慣習や拘束、圧力から解放されて一山超える」「新しい経験領域に移行する」ということを前提にしているので、その展開に応じて動き出すか、事象がアクティブになってくることになります。

この2020年度最大上弦は、新鮮さの中で新ためてつながっていく人々と築かれていくキャリアへと向かって、実際的な大きな行動のプレッシャーが訪れました。(第10ハウス天秤座月-0°-ジュノー)この方向への行動は、夏至の日食新月近辺以降、魂のルーツであった源流のアイデンティティで自己を統合し直し、古いものを壊して先へ進み、一山超えた先の新しい社会生活がスタートしていくといったことになるでしょう。(第7ハウス蟹座太陽・ベスタ・逆行水星と第10ハウス天秤座月・ジュノーと第4ハウス牡羊座キロンでTスクエア)

たぶんそれは往々にして、これまでの安定を犠牲にしていることのように見えますが、これがもっとも本質的な自我の自己実現だということをしっかりと理解しておく必要があるでしょう。ここで霧が晴れたように目の前に見る自分の道は、大きな喜びであると共に、大きな挑戦でもあり、人生の最高の充足感へ至る道となります。(第7ハウス蟹座太陽・ベスタ・逆行水星と第10ハウス天秤座月・ジュノーと第4ハウス牡羊座キロンでTスクエア)

ここからしっかりと風の時代の輝く自己としてのスペシャリティを身につけていきましょう。(第7ハウス蟹座太陽・ベスタ・逆行水星と第10ハウス天秤座月・ジュノーと第4ハウス牡羊座キロンでTスクエア)さらにここからの火星は、珍しく半年以上も牡羊座に滞在します。新規の経験領域へと自立的かつ自律的な行動力を鍛えて、風の時代のためのサヴァイヴをしっかりと開始していくことになります。

・2020.7.2:土星 – 山羊座戻り(逆行中)

2020.5.11から水瓶座で逆行していた土星が2020.7.2に山羊座に再入宮となりました。出戻り土星ですね。ここから土星は2020.9.29まで逆行し、2020.9.29から順行に戻ったら、2020.12.17までは山羊座での滞在期間となります。2020.12.19水瓶座のグレートコンジャンクションまでは、200年以上続いた地の時代のラストフィナーレを飾ります。

たぶん古い体質の会社・企業や、なかなか変われない体質の会社・企業は、あれ?あの時のテレワークや出勤スタイル、業務スタイルはどこへいった??といったような感じで、コロナ以前の仕事やビジネスのやり方仕組みに出戻っていくことが多くなるかもしれません。ここで忘れてはいけないのが、天体逆行は、過去を更新して、アップデートをするために過去を洗っているだけだということです。だから、過去からはこの先も役立つ普遍的なエッセンスを抽出するだけで、見せられている過去(記憶)に完全に自己同一化してはいけないということですね。出戻り感と過去の安心感に自己同一化し過ぎて、新しい時代に向かう創造性を奪われないようにしたいところです。以前の枠(土星)の外に自我を置ければ、キャリアの再構築のビルドアップにしっかりと取り組める時期です。

あと、個人のビジネスだったり各自の地位や社会生活の慣習も、なんだかんだ地の時代の価値観の延長線上で物事を見ていたりする人も多いようなのですが、なかなか視覚優位の世界では事象が始まらないと新しい考え方に移行しない、行動ができないといった現状かもしれませんあとは個人の感情的なエゴの狭量さが噴出してくることも考えられて、各自の生活や習慣やクセの中にこびりついている執着や欲深さなどのシャドウの吐き出し(掃き出し)期間ともなりそうなので、その辺りにも意識的になれたらいいのかなと思います。このタイミングあたりから、物質世界の社会基盤や生活基盤の中で、自分のエゴの狭量さや欲深さにびっくりすることが表出してくるかもしれませんが、それを発見できたら、ぜひそのあたりもバシバシ手放していけるとよさそうです(逆に、その欲の復活でまだまだ押していく場合もあり)。(第6ハウス山羊座逆行土星がIC蠍座月-180°-MC牡牛座セドナに調停)

・2020.7.5:山羊座満月(半影月食)は下記記事に
・2020.7.13:2020年度最小下弦(牡羊座)

山羊座月食満月で、これまでの社会成功や地位の考え方、思考を捨てた先に、より精神面や内面での意識の再方向付けがやってきます。前日の2020.7.12に蟹座での水星逆行も終わり、以前の集団や共同体から新規一転、新時代(風の時代)に適合する縁深い人間関係や協力関係、共同体に新しく意識が向かっていくときとなります。(第8ハウス牡羊座月-0°-牡羊座逆行リリス)

これは、地の時代のアイデンティティの克服や挫折感や空虚感の乗り越えによって、風の時代の中空基盤に立つ、自律的かつ自立的な自己を設定することで、人生を再方向付けすることになります。ここまでの内面的な自己脱皮により、新しく外宇宙の力によって統合化されたアイデンティティが、新しい時代(風の時代)の理想と未来へ向かって、自己創造を強力に推し進めていくことになります。(第8ハウス牡羊座月・逆行リリスと第5ハウス山羊座逆行冥王星・逆行木星・逆行パラスアテナと第11ハウス蟹座太陽・ベスタでTスクエア)

癒され、再生され、生まれ変わった自己が、未知なるパワフルな力の推進力のサポートを得て、ここからの対外的な自己実現に強く向かう時となります。早ければここで、風の時代を悠々と生きるためのリリス化された自己存在基盤(ニューキャラクター)が誕生するでしょう。言い方を変えれば、恒星人格の誕生です。ただただ発光する…ただただ発光する…という存在です。(第8ハウス牡羊座月・逆行リリスと第5ハウス山羊座逆行冥王星・逆行木星・逆行パラスアテナと第11ハウス蟹座太陽・ベスタでTスクエア)

▶︎山羊座満月【半影月食】のジオセントリックチャート(地球中心)

ということで、前回の射手座満月半影月食に引き続いて、夏至の蟹座日食新月を挟んだところから、改めての半影月食ということで、山羊座満月半影月食です。過去を捨てる作業や大きな手放しがバンバン続きます。

ただ今回は、日本では観察できない半影月食ということで、地域的にはアメリカ、ヨーロッパ南西部、アフリカといった地域で起こる半影月食となります。2020年は半影月食が4回あるのですが、そのうちの3回が日本で見られる月食(2回済)で、今回の半影月食は日本では見られず、残りの2020.11.30の双子座満月半影月食が2020年ラストの半影月食となります。

月が地球の影に入ることで満月が欠けて見える月食は、月の一部分が影(本影)に入って欠ける「部分月食」、月の全部が影(本影)に入る「皆既月食」のほかに、地球の半影部分に月が入ることで起きる「半影月食」があります。

占星術的な月食の作用は、日食よりも影響は強くないと言われていますが、主には半年間影響してくる作用と言われています。そういう意味ではやはり食が伴う満月ですので、普段の満月とはぜんぜん影響力が違ってくることになります。日常のバイオリズムである新月満月のサイクルは、日々の習慣や生活サイクルを整えていくために活用できるものとなるのですが、食ともなると、人生の大きなターニングポイントや、ある程度長期的スパンでの節目になるような再習慣化や、バイオリズムの明確な設定変更が起こってくるということになります。

それらを踏まえて占星術的な月食というのは、過去を手放して古い習慣や恐れを捨てる準備をさせるもので、月食星座である山羊座は、今生の魂がよりバランスの取れた進化を遂げるために必要不可欠なテーマをもたらすことになります。また月食星座である山羊座のエネルギーには、魂の経験の中でバランスを崩している分野や、研鑽が進み、もう少しで完成する人格の側面などが網羅されています。

今回の月食の主役は、何と言っても〝アメリカ〟といった雰囲気が漂う感じがするのですが、

出典: http://eclipse.gsfc.nasa.gov/eclipse.html

この近辺のタイムラインでは、7月4日に起こる惑星直列の天体イベントなんかが騒がれていますね。

これは主にはヘリオセントリックチャート(太陽中心)の見方で、多くの天体が一方方向に団子になっていることでわかるのですが、惑星直列だからどうこうというのは置いといて、興味深いのは、月食直下となるアメリカが、このタイムラインで7月4日の独立記念日、インディペンデンス・デイを迎えるということです。

私が注目したのは、1776年7月4日にアメリカ独立宣言が公布され、2020年で244年経ったということです。アメリカという国は、1760年代〜1830年代の火の時代後半にかけて起こったイギリスの産業革命の流れを受けて建国された国とも言えて、1802年以降の地の時代色が出てきた頃からは徐々に植民地争いが激化し、1914年から1918年にかけての第一次世界大戦以降は、もろにアメリカが世界最強の国として台頭してきたという歴史的背景ですね。

何が言いたいのかというと、アメリカ独立年から2020年の地の時代の終焉のタームは、グレートコンジャンクションのミューテーションサイクルとなるおよそ240年周期に、非常に似通った時間軸であったということです。

これまでの地の時代であるが故の工業と商業の発展を牽引し、経済的・政治的影響力をもたらした、地の時代の地球のメイン国家の象徴とも言えたのがアメリカであり、それが地の時代のフィナーレを飾る代表として、このタイミングでアメリカという場所にしっかりと月食が起こるということ。そういった地球タイムラインの運行が、流れるような意図を持って展開されているということを感じるのです。しかも地の元素の山羊座での月食で、アメリカは山羊座のポラリティである蟹座国家でもある。

ということで、2020年は星々のイベントとしてもとても興味深いタイムライン展開の中で、淡々と事象がアクティベートされていくといった感じでしょう。終わらせるものは終わらせる。始めるものは始める。といった感じですね。

今回は山羊座というテーマで月食が起こるので、これは言ってしまえば「社会構造の古い体制が変わる」「各自の社会達成の慣習と、そしてその習慣が変わる」というものでしょう。さらには、地の時代の200年以上続いた様々な仕組みが変わりますよといったことのアクティベートとなるかと思います。それがまずは「古い体制の考え方、社会達成の古くなった考え方を変えてください」といったことのようです。(第3ハウス山羊座月)

この半影月食がともなう山羊座の月の度数的な意味においては、多くの人が集合意識の中の癒しに関わっていくという意味で、昔(地の時代の慣習)を思い出させる役割を担うであろうということです。しかもそれは、とても感覚的なことが多く、これからの風の時代の思考力より、その感覚の世界に浸る方がずっと安らげることになるからということになります。この楽しくも悲しい人生とも言える経験は、特に山羊座に土星が戻ってきているタイムラインでは経験ベースで続いていくかもしれません。ある一定の時間をかけて必要になってくる、一時代の情緒のゆるやかなカタルシスを行っていくんだということかもしれません。(第3ハウス山羊座月:サビアン14度【花崗岩に刻まれた古代の浮き彫り】)

こう考えると、納得してしまうのは、地球物質世界というのは、常に先と過去を行ったり来たり行ったり来たりしながら、新しいステージへと進んでいるということですね。これが意識オンリーの世界なら即座にシフトしてしまいますが、この次元特有のゆったりペースというものは肉体がある世界だからこそで、それはありがたいことです。

また、このタイミングでは、どの場面においても、地の時代の社会達成的な考え方やある種の文化の継承も形骸化していることが浮き彫りになっていくということが考えられます。自分の特権的な価値だと信じていたものが、そんなに珍しいものではないことに気がついていくかもしれません。自分の社会階級層の中で先端的に取り組んでいたことも、実は社会や歴史の中ではいつも繰り返されてきたよくある行為であったことを知るかもしれません。(第3ハウス山羊座月:サビアン14度【花崗岩に刻まれた古代の浮き彫り】)

そういったことをきっかけに、この月食満月では、より多くの過去の手放しや古い習慣や恐れを捨てていくことが示されています。この満月軸をともなうグランドクロスのアスペクトが、同時多発的に起こる浄化、癒し、変容、復活のテーを持ち込んでくるでしょう。その他の手放しテーマも下記に記しておきます。(第3ハウス山羊座月, 第9ハウス蟹座太陽・ベスタ, 第12ハウス天秤座ジュノー, 第6ハウス牡羊座キロンで活動宮のグランドクロス)

  • エゴが大好きな恐れの妄想や、心理的動揺や不安や絶望感を乗り切り、人間関係や協力関係において方向転換すること(第12ハウス天秤座ジュノー)
  • 日々の仕事や責務の方向転換によって、人生の目標を変えて、ニューパラダイムの新しい視野の獲得で新たな自己完成に導くこと(第6ハウス牡羊座キロン)
  • 一時代の慣習から成り立っていた安心感から離れ、もっとも本性に近い源流の自己で自己を統合し直し、グレードアップしたアイデンティティで、特定のライフワークに目覚めること(それは職業であるかどうかは問わないし、経済的に恵まれるか、どのような評価を受けるかも関係ない)
    過去を捨てることで、かえって前進する
    (第9ハウス蟹座太陽・ベスタ)

地の時代の構造的、集団的思考認識をシフトし、さらに、地の時代の日々の仕事や責務、就労や社会奉仕のあり方をごっそりシフトさせ、新しく捉える社会的、集団的認識からの考え方や伝達の仕方へと移行していきます。そして新しい自己認識と、そこからつながる新たにご縁ある人間関係の中で、日々の仕事や社会奉仕が改めてスタートしていくでしょう。

夏至テーマがもろアクティブで引き続いていきますが、がっつり一山超えして、新しい経験領域に移行していきましょう。決して弱気にならないことですね。

あと、地球中心のホロスコープチャートでも、そろそろ天王星・海王星・冥王星あたりに自我を置いた方がよいですね。というかそうしないとこういった展開は乗り切れないでしょう。いつまでも古くなった土星の枠に閉じこめられて、月とか金星とかで浮かれている時代は終わりです。

えらい長くなったので、山羊座月食満月時のヘリオチャートは別記事で。

note「水瓶座塾」
地の時代と風の時代の違いを理解しておくための動画解説

◉2020夏至・蟹座日食新月ホロスコープ動画解説
https://youtu.be/uiPavM0vQ-0

 

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