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2019-11-12

【牡牛座満月】〜The Alchemical Shift〜

2019.11.12 22:34 牡牛座 満月

2019年も立冬を過ぎ、水面下での大きな決断を迫る蠍座水星逆行期間のど真ん中で起こる、牡牛座満月となります。

がっつりアルケミーの期間(蠍座水星逆行期間)ですから、感情を蒸溜しながら、どうぞ大切に大切にお過ごしください。

そして、しれ〜っと超重要な時期(蒸溜のピーク)を迎えているようです。

これまでのサイクルから、ここで一つの感情的成就(決定)を迎える時となりました。

これまでのサイクルというのは、改めて言うよりも、下記記事に書いてきた流れなので、ここでしっかりと確認してみてください。(水星逆行中なので、しかも蠍座なので、しっかりと考察を深めた方が良いですネ)

【蠍座新月】〜抗えない因縁がもたらす新しいステージの始まり、真価の創造に光が照らされる〜

それまでの方針が変更ないしは挫折し、より腰を据えて取り組み直す方向転換がもたらされている…

限界における切り替え点、膠着状態からの切り替え点…

決して個としては抗えない力が働く人生の切り替え点…

改めて人生の戦略を立て直す時…

これまで認識している個の主体で、進化・成長していく人生方向とも調整を強いられる…

牡牛座天王星は、私たちのDNAに連綿と刻まれてきた遺伝的才能や資質の本質的な価値(宝)を、どうやら本気で解放させていくつもり…

大事なことは、とにかく〝柔軟でいる〟こと..〝軽やかでいる〟こと…

各自の真実の価値を新しい社会のステージに引き上げる…

自分の真実の根としての心魂が、社会的立場に開かれる…

【蠍座水星逆行11/1〜11/21】〜古い古い起源からのジェンダーを統合し、遺伝的要素からの自己コンプライアンスを掲げた運命の超越を計略する期間〜

隠されていたこと…隠していたこと…また、各自の遺伝子に眠っている、不確かだけど、ある…という感覚…記憶…カルマ…そんなようなことを呼び覚ましたり、思い出す…

私たちの〝本物の価値〟、〝真実の価値〟を掘り起こす…

個人個人の隠れた感性や感受性が非常に関係していて、その個人の感性と紐づく技術や知性、技能、技法、スキルなどを、深く深く沈んでいたところから呼び戻していくことが必要…

その確かな真実で本物の価値を持ち込んだ社会達成レベルの戦略を立てることで、社会でもたらされる運命の超越が起こってくる…

各自の今後の人生の豊かさに非常に関わってくる…

鍵は、原始的で本能的な女性の性質を統合していくことで成し遂げられていく、自己のジェンダーの統合であり、そのためには、〝個の中の性の対立を調和させる〟必要が出てくる…

限りなく超自然的なルーツの女性的な起源を思い出し、その神秘のような可能性を、社会での自分にしかない規範(コンプライアンス)として誇示していく、そんな自己創造の人生の準備をする…

蠍座15度 立冬イーグルズゲートからのステージアップへの聖なる創造のサイクル..

「グレードアップ」 と 「依存」の葛藤…このグレードアップ には責任が伴うでしょうし、 依存には犠牲が伴う…

各自の基盤やこれまでの永続性に関することで、ある意味ここで一つの価値観が死して、新たなビジョンを肉化させていく方向転換が必要…

統合されていない内的なジェンダーの傷と関係性のトラウマを、主体性とイニシアチブで癒していく…

自分自身や自分らしさを〝始めて〟いくことをしない限りは、癒しとシフトが起こらないという事実…

とてつもなく大きな決断や選択を選ぶように働きかける…

社会的な立場や安定的な満足いく生活ために、本人的にはかなり重大な気持ちを用いることで、不自由や束縛から脱出する…

幽閉された空間的環境から脱出する…現在のステージを一つ超える…

これまで紐付いていた各自の生き方のパターンの強い磁場から脱出する…

各自の牡牛座的な資産、資質、能力、文化の産物などから新しい出会いをもたらす…

枯れつつある中に新しいチャンスが持ち込まれることを意味しますが、この新しい道の選択には、勇気や強いコミットメントが必要…

永続的な価値の産物の、その変わらないものの視点を変え、異なったものとして成立させるという行為に、黄道の13分割によるこれまでの環境からの突破口が見えてくる…

この重要な節目では、自分自身の正義感や社会でのフェアさ、社会での対人関係をよりよく洗練させることに、巨大な活力を用いる…

しっかりと自分の腹を理解して腹で選択できるように…

そして、この牡牛座満月では、これらの結末的な(成就した)メッセージが現れています。

それは、自己の内外の主従関係の転換(シフト)です。

ちょうどこの満月前に、日本時間の11/11の宵から11/12の未明にかけて、水星の太陽面通過が起こります。→アストロアーツ【水星の太陽面通過

天文学的には派手に目を引くような現象があるわけではないのですが、次回は2032年の11月まで全地球規模で起こらないという珍しい現象となっています。

単純には、水星が内合(黄経差 0°: 水星日面経過)という天文現象と、占星術的な太陽と水星の合という現象となります。

ただしこれは、逆行水星であり、チャート上では第4ハウスでIC(北)の方向へ蠍座太陽の意志を導いているヘルメス(水星)のマジカルトリックということになります。(結構感動的..)

惑星の逆行現象はレミニスカートでもあり、このレミニスカートはタロッカードでいえば「1: 魔術」のカードの魔術師の頭上に描かれるものです。

レミニスカートは、外的なものが内的に、内的なものが外的に転換するということを表します。

また、外の視点を内の視点に持ち込んだり、反対に内側で考えたことを、外側に投影するというような関係性が成り立ちます。

なんならこの牡牛座満月は、このレミニスカート(水星逆行のマジカルトリック)によって成就する、といっても良いでしょう。

しかもこの「1: 魔術」のカードは、水星に関連付けられていて、現在の蠍座逆行水星そのものともいえます。

このトリックスター(ヘルメス=水星)は、錬金術、魔術などと関係し、今回の牡牛座満月の〜The Alchemical Shift〜というテーマに思いっきり関係してきます。

「1: 魔術」のカードはギリシャ神話の太陽神アポロンと関連づけられたりもするカードなので、チャート上の蠍座太陽と逆行水星の合ももろにシンクロして、まさに今、各自がアルケミーシフト(変身)する時のようですね。

タロットカードに詳しい人は、この「1: 魔術」のカードに意識を合わせつつ、今回の牡牛座満月のエネルギーを設置していくと良いかもしれません。

〝外的なものが内的に、内的なものが外的に転換する〟

〝また、外の視点を内の視点に持ち込んだり、反対に内側で考えたことを、外側に投影する〟

といいましたが、これがチャート上の満月ラインで示される、第4ハウス蠍座太陽&逆行水星 -180度- 牡牛座月&逆行ベスタで示されます。

このアスペクトに則って、このアルケミカルシフト(変身)がどう成就していくかですが、極端にいうと、

「各自のこれまでの太陽が死に、各自の月が蘇り、月光が光り輝く」

「これまでの目的意識が死に、各自の闇に葬っていた世界(価値)に光を当てる」

「これまでの男性性(公的立場)と女性性(私的自己)の立場の逆転現象」

ということをもたらすことで、牡牛座満月=豊かさの成就が達成できるということになります。

第4ハウス蠍座太陽&逆行水星は、外の視点(太陽)を内の視点に持ち込むというレミニスカート(逆行水星)でアルケミーを成就させ、

180度反対側の第10ハウス牡牛座月&逆行ベスタは、内側で考えたこと(月)を、外側に投影するというレミニスカート(逆行ベスタ)でアルケミーを成就させるということです。

太陽(=男性原理)、月(=女性原理)の立場の交換というアルケミーがここで成就します。

北(死と暗闇の裏側の世界)へ向かった蠍座太陽&逆行水星と、南(光に照らされる表の世界)へと輝かしく昇った牡牛座月&逆行ベスタがとても対照的です。

これは、賞賛や地位などを表すこれからの社会的立場といったところに、各自の私生活、習慣、暮らし方、日々の満足感、嗜好、本当の思いを持ってきてください!!ということが示されています。

それはたぶん、現在の表向きの仕事(社会上の立場)を必死に保って生きるために、各自の人生の中で断罪して、悪のレッテルを貼って、忌避して、「それはダメなこと..それはやっちゃダメなこと..それはダメなこと..それはやっちゃダメなこと..」って、脳をコンクリ固めのようにゴリゴリにマインドセットして、各自の闇に葬ってきた部分かもしれません。

本心の部分。

「各自の月が蘇る」と書きましたが、「蘇る」というのは「黄泉帰る」であり、牡牛座の反対の蠍座の世界である黄泉(死者の世界)から現世へ再び帰ってくる(再起・復活の)ことを表します。

「黄泉帰る=蘇る」

ここでは、〝一度衰退したものを再び興す〟〝闇に葬った記憶や習慣をもう一度思い起こす〟〝生き返る〟ことが関係するのです。

第10ハウス牡牛座月&逆行ベスタは、ヘソの記憶、ヘソの思い…

ベスタは中心でありヘソである。その中心のヘソの感情(月)を思い出し、呼び覚ます…

ヘスティア(ベスタ)は最初のオリンポスの神であり、事始めはヘスティア(ベスタ)の捧げ物から始めるという伝統がある…

この古い起源を持つベスタの王位復活の象徴は、皇后雅子さまでもある…

月の豊穣の神に捧げるベスタは、中心の炎であり、神聖な火であり、燃える炭もある…

月の原始の水(感情)とベスタの神聖な炎(集中)で、豊穣の力を促進する…

父権文化で覆い隠された秘密(火水)の力が、今ここで蘇る…

各自の母系の王位(社会的地位)の再興…

クロノスとレアの一番最後の子どもであるゼウス(=現代社会のモラルや道徳や法律)は後からのイデオロギー…

ベスタは伝統を守る年長の保管者であり、魔法の力を地上に下ろすために形を与える古代の祭典や儀式を保護し、後世に伝える…

ベスタを表すのは「9: 隠者」のカード。

隠者は、山の頂上で一人で立っている老人(伝統を守る年長の保管者≒ベスタ)を描き、一方の手にはランタンを持ち、もう一方の手には杖を持っている。

山は、達成、発展、成功(第10ハウス牡牛座月&ベスタとシンクロ)を意味し、彼が獲得し​​た精神的知識のレベルを指し、彼はその知識をすべての人に伝える準備ができていることを示す。(月のずっと続けていた習慣、私生活、暮らし方、日々の満足、嗜好、本当の思い…を伝える準備は整った。)

彼は彼の目標に対する深いコミットメントと、彼が取っている道へのしっかりした認識がある。

ベスタは暖炉の炎であり、暖炉を表すラテン語はfocus=集中、コミットメント…

ベスタは個人の調整による統合であり、社会的存在や立場において、自己決定、中心的であること、集中、自己同一性に浸ることを求めます。

感情の世界に没入することで個人を調整し、今後の人生行路に対して、そのゴールに集中することを求めます。

内なるもの(月)を、外側(社会的存在や立場)の世界に投影するということを、自己決定と集中とコミットメント(逆行ベスタ)でもたらし、牡牛座満月という豊かさへの成就に向かいます。

ここでダブル調停で関わる、第6ハウス山羊座冥王星&土星は、労働のやり方の根本的な解体、改築、修繕をすることによって豊かさの成就をサポートし、

第8ハウス魚座逆行海王星&リリスは、各自の幽閉された真実の価値を掘り起こすことによるビジョンを掲げ、人格の壁を破り、限界を超越し、別次元への扉を開くことでの豊かさの成就をサポートします。

そして、天秤座ジュノー – 射手座パラス・アテナ – MC牡牛座逆行天王星のヨッドが、俗世間で極端に極まってしまった各自のジェンダーの基盤転換によって、内外のジェンダーのバランスを統合し、洗練させ、知や技術をグレードアップ的に創造することによって、豊かさのブレイクスルー、オリジナル経済活動のブレイクスルーが起こることを知らせています。

とても重要なシフトのタイミングです。

ここから来年以降の人生で、伝統の自分で解放された生き方の道を選ぶのか、わかっちゃいるけど生きる屍を生涯にわたって選択し続け、今生はひとまず逃げ切るのかは、自分次第…ということですね。

ヘルメスとベスタのマジカルなアルケミーをどうぞこのタイミングで遂行されてください。

蠍座太陽&蠍座水星逆行の期間です。蠍座は中途半端は厳禁ですので、ガツっと決め込みましょう。

〝無限なる死と再生〟

・エジプト: ルクソール神殿からの、ほぼ牡牛座満月域なお写真が届きました✴︎Photo by Kyoko.

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